2017年3月12日 (日)

安藤友香(スズキ浜松AC)が日本歴代4位の好記録!<2017年名古屋ウィメンズマラソン>

今日は休日出勤でした。

ただ、業務が予定より早く終了して、午後4時くらいに家に帰ることができて、
家に戻ってからはすぐに、午前中に行われた名古屋ウィメンズマラソンの
録画を観ました。

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◎名古屋ウィメンズマラソン2017 結果

1位:E.キルワ(バーレーン) 2:21:17 大会新
2位:安藤 友香(スズキ浜松AC) 2:21:36
3位:清田 真央(スズキ浜松AC) 2:23:47
4位:桑原 彩(積水化学) 2:26:09
5位:石井 寿美(ヤマダ電機) 2:27:35
6位:下門 美香(しまむら) 2:27:54
7位:吉田 香織(TEAM R×L)2:28:24
8位:宇都宮 亜依(宮崎銀行) 2:28:52

キルワ選手と安藤選手の5kmごとのラップタイムはそれぞれ、

●キルワ
 16:51-16:23-16:51-16:39-(中間地点1:10:21)-17:02-16:55-16:40-16:36-7:20

●安藤
 16:52-16:22-16:51-16:39-(中間地点1:10:21)-17:03-16:54-16:47-16:47-7:21

で、キロ3分20秒前後の早いペースを2人で刻みながら、
33kmあたりの登り坂の手前からキルワ選手が引き離しにかかり、
そこからジワリジワリと差が開いていっての19秒差の決着となりました。

2年前の世界陸上で銅メダル、去年のリオ五輪で銀メダル、
そしてのこの名古屋では今年で3連覇のキルワ選手。

「やっぱりキルワは強いなぁ~」

と、終盤はテレビの前で何度も呟きたくなりました。

こういう世界のトップ選手が、しっかりと調整した状態で
毎年日本に来て走ってくれるのは、非常にありがたいです。

そして今回が初マラソンの22歳の安藤選手、キルワ選手にはさすがに
勝てませんでしたが、30Km以降も5Kmごとをきっちりと16:47で走って、
最後まで凄い走りでした。

今日の安藤選手の2:21:36というタイムは、

1位 野口 みずき 2:19:12
2位 渋井 陽子 2:19:41
3位 高橋 尚子 2:19:46

に継いでの日本歴代4位に記録上は入るとのこと。

上の3つは全てベルリンマラソンで出されたタイムで、
日本国内のレースで限定すると、今回の安藤選手のタイムを上回るのは、
2003年の大阪で野口さんが出した2:21:18しかないようです
(他に、渋井選手がシカゴで2:21:22で走っています)。

これで8月に行われる世界陸上も自動内定ということで、
非常に楽しみです。

そして、去年のこの名古屋での初マラソンで2:24:32で走った清田選手が、
今年は2:23:47でさらにタイムを更新。

20kmの手前からずっと1人旅になりながらも、20kmからのラップタイムも
17:19-17:23-17:21-17:23と、このように失速しないで粘って走り切れる選手は
なかなかいないと思います。

世界陸上の代表枠3人は、安藤選手の他は、大阪で優勝した
天満屋の重友選手と今日の清田選手ですんなり決まりそうですね。

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2017年3月 5日 (日)

2017年びわ湖毎日マラソンの結果

レース展開としてはなかなか面白かったですが、
タイム的にも内容的にも、期待通りとはいかなかった
大会になってしまいました。

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●第72回 びわ湖毎日マラソン 結果

1位 エゼキエル・キプトー・チェビー (ケニア) 2:09:06
2位 ビンセント・キプルト (ケニア) 2:09:15
3位 ムニョ・ソロモン・ムタイ(ウガンダ) 2:09:59
4位 佐々木 悟(旭化成) 2:10:10
5位 松村 康平(MHPS) 2:11:04
6位 石川 末廣(Honda) 2:11:05
7位  園田 隼(黒崎播磨) 2:11:32
8位 大﨑 翔也(中電工) 2:12:07
9位 イフンニリン・アダネ(エチオピア) 2:12:33
10位 上門 大祐(大塚製薬) 2:12:58

優勝争いは、20km~30kmまでのキロ3分を切るようなペースアップから、
ペースメーカーが外れた30km以降のペースダウンがあったりで、
最終的にはケニア人選手同士の2時間9分台でのトラック勝負となりました。

日本人選手では、リオ五輪代表のマラソン代表の佐々木選手が、
20kmを過ぎたあたりで先頭集団から一気に遅れてしまうという意外な展開に。

ゴール後のインタビューで「腹痛が来た」とのことで、
そこから立て直して、日本人トップで何とかまとめて走り切ったのは、
さすがの実力者という感じでした。

松村選手は3年前の東京マラソンで2時間08分09秒で走って、
その後のアジア大会で銀メダルを獲得したまでは良かったですが、
それ以降のマラソンで結果を残せずにいたので、
まずは復活の足掛かりにはなったかなということで、
今日の日本人選手の中では一番収穫があったような気がします。

25kmのあたりで先頭集団に残っていたのが村澤明伸選手(日清食品G)と
宮脇千博選手(トヨタ自動車)の2人になっていて、この時点ではテレビの前で
ワクワクしていましたが、

25位 宮脇 千博(トヨタ自動車) 2:16:51
28位 村澤 明伸(日清食品G) 2:17:51

という結果で、特に村澤選手は35kmまでは日本人トップにいながら、
最後のトラックに入る手前の映像ではほぼ歩きそうになっている姿になっていて、
ゴール後はすぐに倒れ込んでしまいました。

ただ、村澤選手の5kmごとのラップタイムを見ると、25kmまでは
5kmをほぼ15分ちょうどくらいでいって、25~30kmまでも15分28秒で、
30kmまではちゃんと勝負できていたので、次に繋げてほしいです。

あと結果を見てみると、20位に北海道出身の滑和也選手(SUBARU)が
2時間15分45秒でゴールしていました。

滑選手は札幌稲雲高校~北海学園大学出身の29歳で、
チームの公式ページを見ると今までの自己ベストが2時間20分52秒で、
まずは自己ベストを5分ほど更新していて良かったです。

今年の8月に行われるロンドンでの世界陸上の代表枠は3つで、
今日のびわ湖で全ての選考レースが終わって、

・川内 優輝(埼玉県庁) 2:09:11(福岡3位)
・中本 健太郎(安川電機) 2:09:32(別府1位)
・井上 大仁(MHPS) 2:08:22(東京8位)
・山本 浩之(コニカミノルタ) 2:09:12(東京10位)
・佐々木 悟(旭化成) 2:10:10(びわ湖4位)

が候補になるかと思われますが、川内、中本、井上の3選手で
すんなりと決まりそうですね。

・中本・・・夏の世界大会の実績が現役選手の中で抜けている
・川内・・・マラソンの経験と知名度が抜群
・井上・・・期待の若手選手枠

ということで、バランス的には良さそうです(^^)

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2017年2月26日 (日)

日本国内レースで初の2時間3分台が(2017年東京マラソン)

日テレは、MHPSの井上大仁選手を映してはいけない、
あるいは触れてはいけない、そんな何かがあるのかと思いたくなるくらい、
終盤まで井上選手の存在は無視され続けていました(^^)

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●東京マラソン 男子 結果

1位 ウィルソン・キプサング(ケニア) 2:03:58
2位 ギデオン・キプケテル(ケニア) 2:05:51
3位 ディクソン・チュンバ(ケニア) 2:06:25
4位 エバンス・チェベト(ケニア) 2:06:42
5位 アルフェルス・ラガト(ケニア)  2:07:39
6位 バーナード・キピエゴ(ケニア)  2:08:10
7位 ヨハネス・ゲブレゲルギシュ(エリトリア)  2:08:14
8位 井上 大仁(MHPS)  2:08:22
9位 ツェガエ・ケベデ(エチオピア)  2:08:45
10位 山本浩之(コニカミノルタ)  2:09:12

11位 設楽 悠太(Honda)  2:09:27

13位 服部 勇馬(トヨタ自動車)  2:09:46
14位 今井 正人(トヨタ自動車九州)  2:11:02
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優勝したキプサング選手、30km以降は少しペースが落ちて、
世界記録とまではいきませんでしたが、噂通り凄かったです。

コースが去年までと変わって、終盤の橋でのアップダウンが無くなって
高速コースになったと言われていたこの大会、日本国内のレースで
初めて2時間3分台のタイムが出ました。

今までの国内最高タイムが、今日9位でゴールしたツェガエ選手が
2009年の福岡国際マラソンで出した2時間5分18秒で、そこから2時間4分台を
飛び越えたわけで、歴史的なものを観られたような満足感があります(^^)

世界記録が2時間02分57秒で、先頭のペースメーカーは
その更新を想定したような設定となっていました。

さすがのそのペースについていける日本人選手はいませんでしたが、
Hondaの設楽選手やMHPSの井上選手などの何人かの選手は序盤から
積極的なペースで走り、途中からは大雑把にいって、

設楽 悠太-井上 大仁(1分差)-服部勇馬などの日本人集団(1分差)

というような状態が続いていました。

そして中継の日テレは、井上選手の存在を全く無視したかのように、
初マラソンの設楽選手と、ペースメーカについてキロ3分ほどのペースで
走る後方の日本人集団のことしか触れていませんでした。

僕はテレビのデータ放送で5kmごとの通過順位をチェックしていたので、
井上選手の状況を確認できていましたが、テレビを観ていた多くの人は、
35kmあたりで設楽選手の後方に突如現れた井上選手に対して、
「誰だ?どこから来たんだ?」と謎に思ったのではないでしょうか(^^)

ずっと注目選手として触れ続けていた服部勇馬選手も、2時間9分台で
ゴールするシーンだけは何故か映さずに、ゴール直前で後方の今井選手に
カメラを切り替えるし、良く分からない中継でした。

だた、キプサング選手が残り1kmを切ってからの、瀬古さんの
「日本で2時間3分台のゴールが見たいです!」というような盛り上げからの、
2時間3分58秒でのギリギリの2時間3分台でのゴールの流れは絶品でした。

それはさておき、井上選手は山梨学院大出身の社会人2年目。

箱根駅伝では2年前に3区を走って、タスキを受けた時はチームは
圧倒的な最下位で、その状態から区間3位の走りで2人を抜いて、
4区にタスキを渡した時に山梨学院大の上田監督から、

「井上、ありがとう!」

という声掛けがあって、結局最終的にはチームは9位まで浮上して
シード権を獲得したという、その大会は印象に残っています。

去年のびわ湖が初マラソンで、そこでは2時間12分56秒という結果でしたが、
その大会前にネットをいじっていたら、この井上選手を日本人1位予想に
している書き込みが結構あって、何となく「マラソンへの適性が抜群」という
期待感があったようです。

今回、24歳で2回目のマラソンで2時間8分22秒ということで、
5kmごとのラップタイムを見た限りでは、前半から早めのペースで入りながらも、
終盤も大崩れせずにしっかりと粘ってまとめてゴールしたようなので、
これからが非常に楽しみです。

そして、「駅伝は強いんだけど、個人のマラソンになると・・・」という
チームのイメージが強いコニカミノルタ所属から、山本選手が2時間9分12秒で
2時間10分切りを達成。自己ベストを2分半ほど更新しました。

今日2時間9分台で走った日本人選手は山本選手、設楽選手、服部選手と
3人いたのですが、良く考えると、全員東洋大学出身なんですね~。

去年のリオ五輪の代表3人のうちの2人(北島選手と石川選手)も
東洋大学出身ですし、年齢も上から順に石川(36歳)、北島(32歳)、
山本(30歳)、設楽(25歳)、服部(23歳)と幅広く、地味に素晴らしいです(^^)

来週はびわ湖マラソンがあって、そこが8月の世界陸上の
最後の代表選考レースになります。

現段階での代表枠3人の選考争いではレース順に、

・川内 優輝(埼玉県庁) 2:09:11(福岡3位)
・中本 健太郎(安川電機) 2:09:32(別府1位)
・井上 大仁(MHPS) 2:08:22(東京8位)
・山本 浩之(コニカミノルタ) 2:09:12(東京10位)

の4人が候補になるかと思われます。

大会によっていろいろな条件が違うので、単純にタイムでは比較できないとはいえ、
井上選手の今日の走りは内容としても印象は良く、そして期待の若手枠というのも
考えると、代表選出は濃厚と思われます。

山本選手はタイム的には中本選手よりは良く、川内選手とも1秒差ですが、
タイムが出やすいと思われる今回の東京で、日本人トップの井上選手と
50秒差というのは少し厳しく、「川内、中本>山本」になりそうでしょうか。

来週のびわ湖でもし2時間8分台で好走する選手が現れた場合、

・井上選手
・びわ湖で日本人1位

の2選手が決まりで、残り1枠を川内、中本の2選手で争うことになり、
そこでかなり揉めるかもしれません(^^)

別府での安定した走りと、これまでの夏の大会の抜群の実績を考えても、
中本選手を是非選んでほしいところですが、福岡での川内選手の印象的な
粘りの走りと、タイム的には21秒川内選手が上回っている事実も大きいところ。

これでもし「中本選出、川内落選」にしたら、ヤフーコメントを中心に
大荒れになりそうな予感が。

だからと言って、「びわ湖で日本人選手が惨敗して、すんなり決まってくれ」とも
思えず、びわ湖での好結果も期待したいし、悩める複雑な心境です(^^)

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2017年2月 5日 (日)

中本健太郎(安川電機)が復活の初優勝!<2017年別府大分毎日マラソン>

今日はお昼からHBC(TBS系列)で「第66回別府大分毎日マラソン」の
中継を観ていました。

この大会は毎年、スタートの号砲とともにダッシュをして
最初の1kmくらいまでトップを走る市民ランナーと、
そのランナーを極力映さないようにするテレビ局側との闘いが
名物となっています。

今年も、その恒例行事を無事に目にできて満足です(^^)

優勝争いの方では、2013年の世界陸上で5位に入賞して以来、
ケガなどがあったようでなかなか満足な走りができていなかった
中本選手の、久しぶりに力強い走りが観られて嬉しかったです。

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●第66回別府大分毎日マラソン 結果

1位 中本 健太郎(安川電機) 2:09:32
2位 デレジェ・デベレ(エチオピア) 2:10:23
3位 木滑 良(MHPS) 2:10:30
4位 大石 港与(トヨタ自動車) 2:10:39
5位 伊藤 大賀(スズキ浜松AC) 2:10:52
6位 ハリム・ルムシエ(モロッコ) 2:11:58
7位 鈴木 卓也(愛三工業) 2:12:08
8位 岩田 勇治(MHPS)  2:12:15
9位 日下 佳祐(日立物流) 2:12:42
10位  フェリックス・ケニー(ケニア) 2:14:15
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たしか15kmまでの5kmごとのラップタイムが15分17秒、15分17秒、
15分14秒と安定した序盤に。

そこから少しペースが落ちて、20人近くの先頭集団で25km地点を通過し、
そして26kmあたりでペースメーカーがいなくなって、ここからレースが動きました。

28kmあたり、ゼッケン1番と2番の外国人選手が前に行き、
それを旭化成の丸山選手が追って、その後ろの集団とは
差がつきそうな感じでCMへ。

しかしそのCM明け、先頭集団にいる日本人選手が中本(安川電機)、
大石(トヨタ自動車)、伊藤(スズキ浜松AC)の3選手で、丸山選手は
後方に遅れているということで、一気に展開が変わっていました。

今日のテレビ中継は、全体的には落ち着いて観られて非常に良かったのですが、
あのCMを入れるタイミングの悪さの不運だけは残念でした(^^)

別府大分での中本選手と言えば、4年前の川内選手との激しい
優勝争いが今でもはっきりと思い出されます。

あの時は、基本的には「中本選手が前、川内選手が後ろ」という形で、
そこから何度も川内選手がペースを上げて前に出て引き離そうとして、
それに中本選手が反応して付いていき、さらに再び川内選手を抜いて
前に出ての繰り返しで、大げさではなくてホントに、

「歴史に残る名勝負」

でした。

今回の大会も33kmか34kmあたりからはエチオピアのデベレ選手との
一騎打ちになりましたが、今回は中本選手が何回も仕掛けるような形で、
そして38kmあたりでついに引き離しました。

優勝タイムは2時間9分32秒ということで、できれば2時間8分台を
出してほしかったなぁというのはありますが、とにかく見事な優勝でした。

そして、中本選手とデベレ選手の一騎打ちになる前まで、
3人の先頭集団を形成していたのがスズキ浜松ACの伊藤選手。

この伊藤選手は中本選手と同じ拓殖大学出身とのことで、
伊藤選手の方が4歳年下なので、ちょうど入れ違いとなっていたようです。

拓殖大学出身と言えば、中本選手の1つ上には藤原新選手もいますし、
地味に卒業後に伸びるような練習が大学時代に行われているのかもと、
妙に気になってしまいます。

そして、去年の北海道マラソンで優勝した木滑選手が自己ベストを2分ほど
更新する3位、そして初マラソンの大石選手も終盤に大失速することはなく
粘っての2時間10分39秒でゴールということで、面白いレースとなりました。

今年8月にロンドンで行われる世界陸上の代表争いの3枠は今のところ、

・川内 優輝(埼玉県庁)-福岡3位  2:09:11
・中本 健太郎(安川電機)-別府1位 2:09:32

の2人が有力候補となって、あとの東京(2月26日)とびわ湖(3月5日)の
2レースの結果次第という形になりそうです。

条件やコースが違う大会でのタイムを単純に比較できないとは言え、
福岡での川内選手もタイム以上に内容を評価されている面もあるので、
そうなると現実的にはやはりタイムの21秒差というのも大きな要素になり、
現時点での代表選考は、

1位 川内 優輝
2位 中本 健太郎

になるのかなと思われます。

しかし、8月のロンドンは夏の大会としてはそこまで暑くはならないのかも
しれませんが、それでもやはり暑さに強い選手の方が大いに期待できるわけで、

2011年 世界陸上 10位
2012年 オリンピック 6位
2013年 世界陸上 5位

という、夏の世界大会の実績が日本の中では抜群の中本選手を
できれば選びたいというのが、日本陸連の本音かもしれません
(僕の勝手な推測です)。

とにかく、これからの東京とびわ湖で、代表選考を良い意味で
悩ませるような結果を出してくれることを願うばかりです。

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2017年1月29日 (日)

重友 梨佐(天満屋) が5年ぶりの優勝<2017年大阪国際女子マラソン>

今日の昼から「第36回 大阪国際女子マラソン」の
テレビ中継を観ていました。

最初はキロ3分30秒を超えるような遅めのペースから、10kmを過ぎてからは
キロ3分17秒となった箇所もあって、安定しないペースだったようです。

そのペースが上がった際に先頭集団に付いていかなかった(いけなかった?)
重友選手が後方から追い上げ、35kmあたりで単独でトップを走っていた
堀江選手を追い抜き、そのまま2時間24分21秒での優勝となりました。

「堀江選手が逃げ切れるか、重友選手が追いつけるか」

という展開で、なかなか面白い優勝争いのレースでした。
重友選手はこの大会は、ロンドン五輪代表を決めた2012年以来、
5年ぶりの優勝となりました。

テレビ中継では、

「重友選手は2012年のロンドン五輪での失敗以降、苦難の連続で~」

という雰囲気の紹介でした。

重友選手は2年前のこの大阪で2時間26分で3位(日本人トップ)になって、
その後の選考方法で物議を醸したものの世界陸上の代表になっていますが、
テレビ局にとっては「長年の苦難を乗り越えて~」というストーリーにおいて
邪魔な事実だったのか、無かったかのように扱われていました(^^)

堀江選手も35km以降はかなりペースダウンをしてしまいましたが、
自己ベストの2時間25分46秒での2位に入りました。

もし前半、ペースメーカーが安定した設定どおりのペースで
走ってくれていたら、もしかしたら優勝争いはもっと最後まで
縺れていたかもしれないのでそこは少し残念でしたが、
積極的な良い走りでした。

その堀江選手の所属のノーリツの森岡監督が、気が良さそうな
おじさんという感じで、観ていて何となく暖かい気持ちになりました(^^)

この夏にロンドンで行われる世界陸上のマラソン代表において、
重友選手は代表濃厚、堀江選手も3月の名古屋の結果次第ですが、
まずは有力候補になったと言えるかもしれません。

あとは、市民マラソン大会でフルの完走経験はあるものの、
初マラソンに近いような状態での挑戦だった26歳の田中選手も、
2時間26分19秒の3位で健闘していました。今後が楽しみです。

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第36回大阪国際女子マラソン 結果

1位 重友 梨佐(天満屋) 2:24:22
2位 堀江 美里(ノーリツ) 2:25:44
3位 田中 華絵(第一生命グループ) 2:26:19
4位 セレナ・ブルラ(米国) 2:26:53
5位 シタヤ・ ハブテゲブレル(バーレーン) 2:28:36
6位 竹中 理沙(資生堂) 2:28:44
7位 イオナ・バーナルデッリ(ポーランド) 2:29:37
8位 ムルハブト・ツェガ(エチオピア) 2:30:38
9位 古瀬 麻美 (京セラ) 2:30:44
10位 加藤 岬(九電工) 2:31:28
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2017年1月22日 (日)

長野県が3年ぶり7回目の優勝(2017年全国都道府県対抗男子駅伝)

駅伝中継の最中、旭大星(旭川市出身)の取り組みの時だけは
大相撲中継にチャンネルを変えて、旭大星の勝ち越しの場面を
観ることができました(^^)

さて今日の広島の駅伝は、長野と福岡の優勝争いが
最後まで面白かったです。

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●結果:第22回全国都道府県対抗男子駅伝(7区間48.0キロ)

 優勝:長野 2:19:09  
  2位:福岡   2:19:28 
  3位:愛知   2:20:31 
  4位:京都   2:20:37
  5位:静岡   2:20:51
  6位:群馬   2:21:03
  7位:東京   2:21:18
  8位:新潟   2:21:29 
  9位:千葉   2:21:32 
  10位:秋田   2:21:34

  29位:北海道 2:23:31

という結果で、優勝候補筆頭とも言われていた長野の優勝となりました。

4区の長野の本間選手(佐久長聖高)が、昨年末の全国高校駅伝での
悔さをバネにしたような走りでトップに立ちました。

2位の福岡は2秒差とはいえ、5区の8.5kmの高校生区間の長野の
ランナーは、全国高校駅伝のエース区間の1区で区間賞を獲得した
名取選手(佐久長聖高)。

ここで大きく差が開いて、優勝争いの大勢が決定するかなと思い、
実際に名取選手は区間賞の走りで3位以下とは大きく開いたのですが、
2位の福岡の竹本選手(大牟田高校)が粘って、12秒差で耐えて
6区へとタスキ渡しを。

5000mの持ちタイムが、テレビの紹介ではたしか名取選手が13分52秒、
竹本選手が14分17秒で、これだけ見れば30秒は開いても仕方がないと
思えました。

そんな中、ジワリジワリ差が開いていく追う側としては難しい状況ながらも、
粘って走った竹本選手が今日の大会では1番印象に残りました(^^)

そして6区の中学生区間(3.0km)では、福岡の杉選手(吉井中)が
逆転して、2秒差でトップでアンカー区間へタスキ渡しを。

ただここは逆に、長野の眞田選手(上田四中)は昨日の段階で
出場が急遽決まったようで、3000mの持ちタイムも8分57秒ということで、
上位争いをするようなチームの選手としては、あまり良い持ちタイムでは
ありませんでした。

その中で、大きなブレーキにならずに、追い抜かれても2秒差で
しっかりとタスキを渡したのも、優勝に繋がった大きな要因の1つとなりました。

アンカー区間の13.0kmの一般区間では、

「都道府県対抗駅伝と言えばこの人」

と言ってもいいような長野の上野選手(DeNA)が区間2位の走りで
前の福岡を捉えて、ジワリジワリと差を開いていっての優勝となりました。

福岡の押川選手(トヨタ自動車九州)も区間4位で、10kmくらいまでは
「まだ分からないかも」と思えたような粘りの走りで、優勝まであと一歩
届かなかったのは仕方がないですね。

そのアンカー区間では、3位争いの4チームが、青山学院大出身の
愛知の神野選手(コニカミノルタ)、京都の一色選手(青山学院大4年)、
静岡の下田選手(青山学院大3年)、オリンピックに出場した群馬の
塩尻選手(順天堂大2年)ということで、非常に観ていて楽しい顔触れでした。

一色選手がびわ湖毎日マラソン、下田選手が東京マラソンを走る予定で、
そして神野選手も来年度はマラソンに挑戦したいとのことで、これからに
大いに期待しています。

そして北海道チームは29位で、昨年の33位よりは少し順位を上げました。
毎年だいたいこのくらいの順位になることが多く、今年はギリギリながらも
「20位台」となって良かったです。

3区の菊地選手(コニカミノルタ)が13人抜きで28位から15位まで上げる
さすがの走りを。区間6位でしたが、区間賞までは4秒でもう少しでした。

そして2つの中学生区間で、2区の多田選手(神居東中)が区間15位、
6区の村上選手(遠軽中)が区間17位と健闘していました。

今後の北海道の長距離界を引っ張っていける選手に
なってくれることを期待します。

<区間賞>

1区:塩澤 稀夕(三重)(伊賀白鳳高)
2区:林田 洋翔(長崎)(桜が原中) 区間新
3区:鬼塚 翔太(福岡)(東海大)
4区:本間 敬大(長野)(佐久長聖高)
5区:名取 燎太(長野)(佐久長聖高)
   齋藤 椋(秋田)(秋田工高)
6区:松山 和希(栃木)(大田原中) 区間新
7区:設楽 悠太(埼玉)(Honda)

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2017年1月15日 (日)

雪の中の京都での駅伝だったようで(2017年全国都道府県対抗女子駅伝)

今日は休日出勤でした。

建物の玄関付近で作業をする時間も結構長かったので
天候が気になっていたのですが、今日の札幌市は、

「最高気温-1.9℃、最低気温-9.4℃」

ということで、平年よりはまだ少し低めでしたが、
昨日までと比べたらだいぶ寒さは和らいでいました。

さらに風は弱く、雪も時折チラホラ降る程度という穏やかな天気で、
かなりラッキーでした。

こちらはそんな平穏な状況でしたが、今日のお昼過ぎから京都で行われた
「第35回 全国都道府県対抗女子駅伝(9区間 42.195km)」は、吹雪の中での
レースになったとのことで・・・・。

優勝は3年ぶりに京都府、2位が僅か2秒差で岡山県という、
最後の最後まで白熱した優勝争いだったようです。

北海道も23位でまずまずの結果でした。

NHKのテレビ中継は録画しておいたので、暖かい部屋の中で今日の夜、
晩ご飯を食べながらのんびりと観たいと思います(^^)

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2017年1月 9日 (月)

ホノルルマラソンのTBS(HBC)でのテレビ放送<2017年1月14日放送>

「成人の日」の3連休の月曜日の午前中は、毎年12月に行われる
ホノルルマラソンの約1時間の特集番組がTBSで放送されるのが、
ここ10年くらいの定番になっていました。

今年もそうだろうと決めつけていたところ、昨日の夜に番組表を
確認したら放送予定が無かったので、「あれっ?」と思ってTBSの
ホームページを調べてみたら、

「1月14日(土) 午後4時~」

ということでした。

番組で取り上げる参加ランナーが、夏季オリンピックの競泳種目で3大会連続で
メダルを獲得した松田丈志さんと、ボクシングのミドル級で世界チャンピオンを
獲得した竹原慎二さんということで、5日後の放送を今から楽しみにしています(^^)

●番組の公式ページ
  http://www.tbs.co.jp/sports/honolulumarathon/runner.html

ただ、1つだけ気になっているのが、昨日の北海道新聞の朝刊に入っていた
週間番組表では、TBSで放送される予定の14日の午後4時からの55分間が、
「(都合により番組は未定です)」となっていたことです。

「Yahoo!テレビガイド」のホームページの北海道地区の番組表を
先ほど見てみたところでは、

「第44回 JALホノルルマラソン(仮)
  ~番組情報決定までしばらくお待ちください~」

となっていたので、たぶん大丈夫だとは思いますが、
無事に北海道(HBC)でも放送されることを今から祈っておきます(^^)

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2017年1月 3日 (火)

青山学院大が3年連続の総合優勝(2017年箱根駅伝)

7区での青山学院大の田村選手の終盤はヒヤヒヤしましたが、
今年も青山学院大は強かったです。

これで今シーズンは出雲、全日本に続いて、
3大駅伝の制覇となりました。

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第93回 東京箱根間往復大学駅伝競走 総合結果

優勝:青山学院大 11:04:10
2位:東洋大 11:11:31
3位:早稲田大 11:12:26
4位:順天堂大 11:12:42
5位:神奈川大 11:14:59
6位:中央学院大 11:15:25
7位:日本体育大 11:15:39
8位:法政大 11:15:56
9位:駒澤大 11:16:13
10位:東海大 11:17:00

11位:帝京大 11:20:24
12位:創価大 11:20:37
13位:大東文化大 11:23:45
14位:拓殖大 11:24:22
15位:上武大 11:24:45
16位:國學院大 11:28:45
17位:山梨学院大 11:29:17
18位:明治大 11:29:17
19位:日本大 11:31:12
OP 関東学生連合 11:31:29
20位:国士舘大 11:49:18

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今日の立ち上がりの6区の下り区間、去年もここで区間2位だった
青山学院大の小野田選手が今年も区間2位の好走で、2位の早稲田大との差を
33秒から2分08秒まで開いて、総合優勝争いではこの区間がまず大きかったです。

区間賞は日体大の秋山選手。2年連続での区間新という偉業を。
58分01秒というタイムで、57分台までホントにあと少しでした。

区間3位となった法政大の1年生の佐藤選手の走りも印象的でした。
この区間で日体大が13位→7位、法政大が12位→8位と、一気にシード権内に
入ってきました。

7区は、青山学院大の田村選手が15kmくらいまでは区間賞を獲得しそうな
走りでしたが、17km手前あたりでテレビ画面が先頭を映した時、明らかに
異変がありそうな田村選手の様子があり、観ている方もハラハラしました。

「もしかしてタスキを繋げないのでは?」

とも少し思ってしまいましたが、17kmからのラップタイムが3分25秒や
3分27秒などのラップを刻んでいて、何とか大失速まではいかずに
タスキを繋げました。

2位の早稲田大とは47秒詰まって1分21秒差になりましたが、8区の下田選手が
圧倒的な区間賞の走りで、総合優勝をほぼ決定づけました。

8区の個人記録は、

1位 下田 裕太(青山学院大) 1:04:21
2位 大塚 倭(神奈川大) 1:06:25
3位 米満 怜(創価大学) 1:06:33

ということで、下田選手が1人だけ抜けていました。

区間3位の創価大学の米満選手は1年生ということで、チームは12位と惜しくも
シード圏には届きませんでしたが、2区を走って区間4位となったムイル選手も
1年生ですし、来年以降はさらに強くなるかもしれませんね。

9区は東洋大の野村選手が区間賞で2位に浮上し、そのままチームは
総合2位でゴールしました。目立ちませんでしたが連続の2位の安定感は
さすがです。

10区は青山学院大の主将の安藤選手がきっちりと走り切って、
箱根駅伝3連覇と3大駅伝制覇のゴールテープを切りました。

この10区、関東学生連合の照井選手(東京国際大)が
「幻の区間賞」で、区間賞の順天堂大の作田選手よりも
2秒早いタイムで走っていました。

昨日のブログでも書いたように、個人記録は公式記録として残して
ほしいのですが、何かそれなりの理由はあるのでしょうね。
来年は変更してくれると嬉しいです。

シード権争いは、最後の10区へのタスキ渡しの段階で、10位の東海大と
11位の帝京大の差が45秒という状態。

帝京大のアンカーは函館大付属有斗高校出身の加藤選手。

今大会で北海道の高校出身で走った選手は2人しかいなくて、
そのうちの1人でしたが、

「何でこんなに重要かつイヤな状況で走ることになってしまうのか・・・」

という場面での走りとなり、残念ながら区間19位の走りで
前のチームとはどんどんど離されていってしまい、そのまま
11位でのゴールとなりました。

加藤選手は、去年は距離が長かったあの5区で区間10位の悪くない
結果を残していたのですが、今年は調子がイマイチだったのかも
しれませんね。

チーム全体では、去年の6位からさらに順位を2つ上げた4位の順天堂大、
そして12年ぶりのシード権獲得となった5位の神奈川大の健闘が印象に
残りました。

今年の大会でシード権を新たに獲得したのがその神奈川大と法政大、
逆にシード権を失ったのが帝京大と山梨学院大でした。

前日の往路の結果では、もっと入れ替えがありそうにも思えましたが、
結果的には例年通りの入れ替え数となりました。

今年もお正月の3日間、駅伝をスタートからゴールまで見続けたので、
ムダに達成感で満ち溢れています。

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復路 区間賞

6区 秋山 清仁(日本体育大) 区間新
7区 石橋 安孝(東海大) 
8区 下田 裕太(青山学院大)
9区 野村 峻哉(東洋大)
10区 作田 直也(順天堂大) *幻の区間賞 照井 明人(関東学生連合)

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2017年1月 2日 (月)

青山学院大が3年連続の往路優勝(2017年箱根駅伝・往路)

3年連続の総合優勝に向けて、青山学院大としては
まずは順調な今日の往路ではなかったでしょうか。

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●第93回 東京箱根間往復大学駅伝競走 往路結果

1位 青山学院大 5:33:45
2位 早稲田大 5:34:18
3位 順天堂大 5:36:09
4位 東洋大 5:36:25
5位 駒澤大 5:37:46
6位 神奈川大 5:38:11
7位 中央学院大 5:38:20
8位 上武大 5:39:13
9位 創価大 5:39:25
10位 日本大 5:39:55
11位 帝京大 5:40:06
12位 法政大 5:40:18
13位 日本体育大 5:40:29
14位 拓殖大 5:40:29
15位 東海大 5:41:44
16位 山梨学院大 5:41:56
17位 明治大 5:44:42
18位 大東文化大 5:45:29
19位 國學院大  5:46:52
OP  関東学生連合 5:49:45
20位 国士舘大  5:54:57

簡単に1区から書いていきます。

1区はテレビ中継によると、たしか最初の1km通過が3分04秒とゆっくり目で、
3km通過は9分45秒とさらにスローな流れの立ち上がりになりました
(細かいタイムは記憶違いがあるかもしれません)。

5km手前で一旦、東洋大の服部弾馬選手がペースを上げて前に出るも、
また大集団になって、後半までその集団の状態が続き、あまり差がつきにくい
1区となりました。

最後のスパートで服部選手が区間賞とはなりましたが、青山学院大の
2年生の梶谷選手もわずか4秒差の4位でタスキを繋いで、青山学院大としては
これ以上ないくらいの最高のスタートとなったのではないでしょうか。

2区は序盤は6人の先頭集団に。

たしか5kmあたりで、監督車の神奈川大の大後監督が、

「後ろから順大の塩尻が追ってきているぞ」

みたいな声をかけたようで、それに応えるように神奈川大の鈴木選手が
6人の中の前に出ていきました。

「このエースが揃っている2区で余計な煽りをして、前半で無駄な力を使わせて、
 これは鈴木選手は後半は失速するんじゃないのか・・・」

と、この段階では「神奈川大の戦犯:余計なことを言った大後監督」なんてことに
なるのではないかと正直思いました。スミマセン。

しかし、結果は鈴木選手が見事に区間賞を獲得し、
2位以下を大きく引き離す形で3区へと繋いでいきました

この2区の個人記録は、

1位 鈴木 健吾(神奈川大) 1:07:17
2位 ワークナー・デレセ(拓殖大) 1:07:50
3位 一色 恭志(青山学院大) 1:07:56

ということで、難関と言われる残り3kmあたりからの上りも軽やかに
走っているように見えて、素晴らしい走りでした。

青山学院大の一色選手は、本人としてはイマイチの走りだったかもしれませんが、
それでも3位の駒澤大よりも17秒先に2位でタスキ渡しをして、優勝争いを考えれば
しっかりと堅実な走りとなりました。

3区は青山学院大の秋山選手が、去年に続いて2年連続の区間賞。
この3区では、関東学連選抜の平賀選手(駿河台大)が「区間2位タイ相当」の
好タイムで走りました。

最下位で前のチームも見えないような状態でタスキを受け取って、
あの状況で良く好走できたなと、大相撲のように「三賞」があれば、
敢闘賞を与えたいです。

関東学連選抜はオープン参加でチームの順位がつかないのはいいのですが、
個人記録は公式記録として残しても問題はないと思うんですけどね~。

年末の富士山大学女子駅伝や11月の全日本大学駅伝でも、オープン参加の
チームは個人記録は残しているので、その方式を採用してほしいのですが、
何らかの特別な理由があるのでしょうか。

4区は昨年から距離が伸びて20.9kmと、以前の「準エース区間」と
呼ばれていた頃にほぼ戻った形になりました。

区間賞は順天堂大の栃木選手。青山学院大の森田選手も区間2位で、
しっかりと首位固めをして。2位の早稲田大とは1分29秒差をつけて
5区へとタスキ渡しを。

早稲田大の4年生の鈴木選手も、青山学院大の森田選手よりも7秒遅いだけの
区間3位の走りでした。この鈴木選手、3年生までは三大駅伝に一度も出ていなくて、
そして4年生になってから出雲で区間新、全日本で区間2位、そして今日の箱根と、
見事な1年間でした。

そしてこの4区、チームのエースとも言えるような駒澤大の中谷選手が、
まさかの区間18位の結果に。

タスキを受け取った時には首位の青山学院大と1分47秒差で、
結果的には、ここで青山学院大とさらに30秒離されるくらいで耐えていれば、
5区の大塚選手でという形でしたが、大きく遅れてしまいました。

本来の中谷選手の実力を考えれば、本調子でなくてもそのくらいの
走りは普通にできたはずなのでしょうが、やはり走ってみないと
分からないものです。

そして5区の山登り区間。

原監督が事前に「ここに不安はある。ここの区間は2分マイナスで耐えればOK。」
というような発言をしていたようですが、2位の早稲田大との差が、

「1分29秒→33秒」

ということで首位を守ってゴールに辿り着き、56秒詰められましたが、
「1分以内で耐えた」とも言えて、青山学院大の貞永選手は充分に
しっかりと仕事をしたと言えそうです。

とはいえ、早稲田大の安井選手も前を詰めて、明日へ希望を繋げた
好走でした。上り切った後の終盤の下りで一気に詰めていったようで、
気のせいかもしれませんが、解説の瀬古さんの口調も一気に滑らかに
なっていたように思えました(^^)

区間賞は駒澤大の大塚選手。去年もここを区間4位で走っていて、
前評判通り強かったです。

その大塚選手から、個人記録でわずか3秒しか違わなかった
区間2位だったのが上武大の森田選手。

テレビ中継でもほとんど触れられていなかったと思いますが、
チームの順位を16位から8位まで上げる激走で、念願の初シード獲得へ
大きな走りでした。

僕が今回の大会で一番期待していた中央学院大は、2区と3区の
高砂選手と横川選手の1年生コンビが、前半は早いペースで走るものの、
終盤に失速というような走りになって、「箱根の洗礼」を受けるような形に。

ただ、5区の細谷選手が区間3位の走りでチームの順位を
11位から7位まで押し上げて一安心でした。

まずはきっちりとシード権を獲得して、来シーズンに繋げてほしいです。

明日の復路での総合優勝争いは、6区で昨年区間2位の小野田選手が
青山学院大にいるので、ここで2位の早稲田との差を開いて、7区以降で
田村選手や下田選手を当日変更で使って、堅実に逃げ切る展開が
予想はされます。

ただ、どんなスポーツでも同じですが、当日にやってみないと実際に
どうなるかは分からないので、明日も楽しみにしたいと思います。

3位の順天堂大が「復路の順大」でどこまで粘れるのか、6位の神奈川大の
久しぶりのシード権獲得や、8位の上武大と9位の創価大の初めてのシード権
獲得がなるかなど、明日も見所は満載です(^^)

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区間賞

1区 服部 弾馬(東洋大)
2区 鈴木 健吾(神奈川大)
3区 秋山 雄飛(青山学院大) 
4区 栃木 渡(順天堂大) 
5区 大塚 祥平(駒澤大) 

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