2017年11月 6日 (月)

神奈川大学が20年ぶりの優勝<2017年全日本大学駅伝>

昨日行われた全日本大学駅伝(8区間106.8km)の感想を書きます。

青山学院大と東海大の2強と言われていた中、1区の14.6km区間で、
7kmあたりから早くも青山学院大の中村選手が10人ほどの先頭集団から
ズルズルと遅れていきました。

この段階で「これは東海大が完全に有利になったかな」と思ったのですが、
東海大の鬼塚選手も終盤に一気に先頭集団から離れていき、意外な出だしに。

区間賞は東洋大の相澤選手。アンカーに鈴木健吾選手を配置していて、
2強に続いて前評判の高かった神奈川大の山藤選手が5秒差の4位の好走。

結局、東海大は35秒差、青山学院大が1分22秒差でタスキ渡しということで、
優勝候補が出遅れるという、観ている方には面白い展開に。

あと1区の終盤、東海大の後ろにピンクっぽい色のユニフォームの選手がいて、
どこの大学なんだろうと思っていたら、東海地区の初出場の皇學館大学でした。

この1区では川瀬選手が9位でタスキを渡し、全体的にも繰り上げ無しの
17位でゴールという、初出場の地方大学としては大健闘でした。

前日のBS朝日の事前番組ではこの皇學館大学を特集していながらも、
大会本番の中継ではせっかくの健闘にほとんど触れないという、
ちょっと残念な中継でした。

話を優勝争いに戻して、5区が終わった段階で、

1位 東洋大 
2位 神奈川大(トップと11秒差)
3位 東海大(トップと20秒差)

で、この5区で神奈川大の越川選手が区間賞の走りで4位から2位まで浮上して、
ここら辺から「あれっ、これってもしかして神奈川大が優勝するんじゃないか?」と
妙にワクワクし始めました(^^)

6区、7区で東海大に前に行かれたものの、神奈川大の選手もしっかりと粘って、
僅か17秒差の2位で鈴木健吾選手にタスキを渡した段階で、神奈川大の優勝が
濃厚となりました。

8区の個人記録では、

1位 D.ニャイロ(山梨学院大) 57:06
2位 鈴木 健吾(神奈川大)  57:24
3位 川端 千都(東海大) 58:59

で、東海大の川端選手も悪くはなかったのですが、
ここは鈴木選手が強過ぎました。

テレビ中継を観ている時は、データ放送で区間の個人記録にについても
チェックしていて、エース区間の1つである4区は、10人くらいの記録が出た段階で
東洋大の山本選手で区間賞は決まりと思いました。

しかし実際には、その後方にいた城西大の菅選手が
山本選手より2秒早く走っての区間賞。

さらに7区では、1区から大きく出遅れて繰り上げスタートの心配すらあった
明治大から、阿部選手がビックリの区間新記録。

結局、1区から8区まで、同じ大学から複数の区間賞が出ることがなく、
バラバラの8校が獲得するという珍しい現象が。優勝争いの展開とともに、
区間賞の行方もオモシロかったです。

2~6位までの大学についても簡単に感想を。

2位 東海大
 2年生が黄金世代と言われていますが、今回は3年生と4年生が奮闘。

3位 青山学院大
 1区の出遅れがとにかく痛くて、エース格の下田選手の不調もありましたが、
それでも3位でまとめたのは地力は感じました。

4位 駒澤大
 目立たないながらも堅実でした。

5位 東洋大
 4区まで強くて、アンカーの最長区間の19.7kmも1年生の吉川選手が
59分08秒の区間4位で健闘と、見せ場は多かったです。

6位 中央学院大
 去年の5位に続いてのシード権獲得。駅伝ではここ何年か、
レース中にテレビ中継ではあまり触れらないながらも、
気が付いたらしぶとく中位をキープしてゴールというのが
中央学院大の定番となっています(^^)

そして北海道代表の北海道大学は、オープン参加の2校を除いた
25チーム中で24位という結果でした。

始まる前には「最下位は回避できればなぁ~」と思っていて、
1区の酒井選手が21位で来た時には「おっ!」と軽く盛り上がってしまいました。

結局、2区で24位まで落ちて、そのまま24位を保ってのゴールとなりました。

北海道大学は6年ぶりの参加で、その6年前は北海道代表枠が2枠の
2番手で出場していて、25位の最下位という結果でした。

今回はそこから1つ順位を上げて、ゴールタイムも6年前の6時間06分16秒から
5時間46分21秒と約20分早くなっていて、進歩がありました(^^)

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●第49回 全日本大学駅伝対抗選手権大会(8区間106.8km) 結果

優勝 神奈川大学  5:12:49
2位 東海大学  5:14:07
3位 青山学院大学  5:15:22
4位 駒沢大学  5:15:59
5位 東洋大学  5:16:29
6位 中央学院大学  5:17:59

7位 早稲田大学  5:19:08
8位 帝京大学  5:19:39
9位 山梨学院大学  5:20:32
10位 法政大学  5:20:59

24位 北海道大学  5:46:21

<区間賞>
1区 相澤 晃(東洋大学)
2区 田村 和希(青山学院大学)
3区 館澤 亨次(東海大学)
4区 菅 真大(城西大学)
5区 越川 堅太(神奈川大学)
6区 堀合 大輔(駒澤大学)
7区 阿部 弘輝(明治大学)-区間新
8区 D.ニャイロ(山梨学院大学) 

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2017年11月 4日 (土)

「2017年全日本大学駅伝」は明日

北海道コンサドーレ札幌のジェイが今日の練習中に倒れたとのことで、
ネットでその記事を見た時には驚きました。

ひとまず、大事には至っていないようなので一安心です。

今日の札幌市は一気に気温が下がったので、その気温変動に
身体が対応できていなくて~のような一時的な症状なら良いのですが・・・。

さて、明日は「第49回全日本大学駅伝対抗選手権大会」が
行われます(8区間:合計106.8km)。

今日の午前中にBS朝日で1時間ほどの特集番組を
やっていたので見ていました。

そこで、北海道代表の北海道大学の土橋選手(医学部6年生)が
取り上げられていました。

この土橋選手は福岡国際マラソンを2時間21分で走ったこともあり、
北海道の中では(おそらく)有名なランナーです。

僕はこの前、9月23日の土曜日に美唄市で行われたハーフマラソンを
走ったのですが、土橋選手も参加していて、独走で優勝していました。

そして2日後の北海道新聞の朝刊に、

「昨日(日曜日)行われた旭川ハーフでの2位は土橋選手」

という記事が出ていて「えっ、2日連続でハーフを走ったんだ」と
ビックリしてしまいました(旭川の優勝者は川内優輝選手)。

そんな土橋選手、明日は最長区間(19.7km)のアンカー8区にエントリー。

例年の展開から考えるとたぶんこの8区、北大も含めてかなりの数の大学が
繰り上げの一斉スタートとなるので、その中で1番になってくれるのではと
期待しています。

そして優勝争いは、去年の三冠王者の青山学院大と、
先月の出雲駅伝を制した東海大学の二強と言われています。

青山学院大のエース格の下田選手はアンカー区間だと思っていたのですが、
繋ぎの区間のイメージが強い11.6kmの5区に配置されていたのが意外でした。
おそらく調子が万全ではないのでしょうかね。

2年前の2015年12月に行われた全国高校駅伝、
華の1区と言われる各校のエースが集まる10kmの1区では、

1位 關 颯人(佐久長聖)
2位 羽生 拓矢(八千代松陰)
3位 中島 大就(世羅)
4位 鬼塚 翔太(大牟田) 
5位 阪口 竜平(洛南)   
6位 館澤亨次(埼玉栄)

という区間結果になりましたが、この中で3位の中島選手を除く
6人中5人が東海大へ進学しました(現在2年生)。

この年はその他にも強い選手が入って、明日の大会での東海大のエントリーは、
補欠も含めた13人のうち2年生が8人となっています。

出雲が終わった後に「距離と区間が伸びる全日本と箱根は青山学院が有利」と
いう声もありましたが、アンカー区間以外の7区間は15km未満の距離を考えると、
距離には充分に対応できると思われます。

選手層にも問題はなさそうですし、この全日本も東海大が
かなり有利のような気がします。

ただ、順当に東海大が勝つと何となく面白みがないので、
今回は青山学院大を応援します。

あと、関東地区の予選を1位で通過した神奈川大学は、
今年の箱根の2区で区間賞を獲った鈴木健吾選手が
アンカーに配置されています。

この鈴木選手まで、トップと1分30秒くらいの差でタスキを渡せば
もしかしたらの期待もあるので、まずは出だしの1区の山藤選手が
どのくらいの状態で2区に繋げるかが注目です。

来年のシード権は6位までで、

1位 青山学院大
2位 東海大
3位 神奈川大
4位 東洋大
5位 山梨学院大
6位 中央学院大

と願望も込めて予想しておきます。

明日は午前8時過ぎにスタートなので、寝坊しないように気を付けます(^^)

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2017年10月14日 (土)

2017年高校駅伝の北海道代表が決定(男子が札幌山の手、女子が旭川龍谷)

今日は午前11時30分過ぎから15kmほどのランニングをしてきました。
ヒンヤリとした空気の中、日差しが心地良くて快適な状況でした。

家に戻ってからは急いでシャワーを浴びて、午後1時過ぎに試合開始の
北海道コンサドーレ札幌の試合中継をSTVで観ました。

結果は宮澤の先制点とジェイの2ゴールの追加点で、

北海道コンサドーレ札幌 3-0 柏レイソル

という、おそらく誰も想像していなかったような結果になりました(^^)

今まで僕が観た札幌の試合の中では、2001年10月の厚別での
「札幌4-2広島(ウィルと播戸の2トップが共に2ゴール)」の試合が
J1での史上最高試合だったのですが、それに匹敵するかもしれません。

とにかく、これからの1週間を最高の気分で過ごせます。

さて話題を変えて、年末に毎年京都で開催される全国高校駅伝。

その男女の北海道代表を決める全道大会が、今日の午前中に
標茶町で行われました。

全国大会の本番と同じ区間と距離設定で、男子は7区間42.195キロ、
女子は5区間21.0975キロでの開催とのこと。

5年に1回の記念大会などの年は、2校が代表となることがあるのですが、
今年は男女とも優勝チームの1校だけが代表になるようです。

ネットで結果を検索してみたら、男子は札幌山の手高校が優勝、
女子は旭川龍谷高校が優勝で、男女とも去年と同じ結果に。

男子の札幌山の手の陸上部員とは、たまに僕の練習のホームコースで
すれ違ったりするので、勝手にかなり思い入れを持っています。

代表の2校には、京都の都大路での健闘を楽しみにしています(^^)

●男子
1位  札幌山の手
2位  北海道栄
3位  東海大札幌
4位  札幌日大
5位  滝川西
6位  北見緑陵
7位  函館工業
8位  北星大付属、札幌静修合同


●女子
1位  旭川龍谷
2位  札幌日大
3位  札幌静修
4位  札幌創成
5位  札幌東
6位  士別翔雲
7位  深川西
8位  遠軽

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2017年10月10日 (火)

東海大が優勝(2017年 出雲駅伝)

昨日行われた、大学三大駅伝の初戦となった出雲駅伝について書きます。

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●第29回 出雲全日本大学選抜駅伝 結果(21チーム、6区間45.1キロ)

1位 東海大学 2:11:59
2位 青山学院大学 2:13:32
3位 日本体育大学 2:14:39
4位 順天堂大学 2:15:00
5位 東洋大学 2:15:36
6位 神奈川大学 2:15:45

12位 北海道学連選抜 2:20:20

気温が25℃を超えるような暑い条件だったようで、1区でいきなり有力チームの
青山学院大や駒澤大の選手が中継所の直前で立ち止まりそうになったり、
1区で岐阜経済大、4区で法政大が途中棄権となったりで、過酷な大会となりました。

大会前の予想では東海大と青山学院大の二強と言われていて、
1区では東海大の阪口選手が区間賞で、青山学院大とは38秒差に。

ここからの2区、3区で青山学院大が4年生の田村選手と下田選手によって
逆転して、4区へタスキ渡しの段階では逆に東海大と5秒差をつけたのは
さすが王者という感じで見せ場を作りました。

ただ、東海大が4区の鬼塚選手から5区の三上選手、
そしてアンカー6区の關選手と3区間連続で区間賞を獲って、
この大会においてはほぼ完勝でした。

これからの全日本、箱根は区間数も距離もどんどん伸びるので、
そこでどんな展開になるかが楽しみです。

そして北海道学連選抜は1区で滋野選手(星槎道都大)が12位と
まずまず順調な出だしで、そこからはずっと順位を13位で保って、
アンカーの原選手(星槎道都大)が1つ順位を上げての12位でのゴール。

2区以降は全くと言っていいほどテレビに映りませんでしたが大健闘でした(^^)

大会公式ページの監督コメントでは、

「地区学連選抜最上位は最低限のノルマとして、北海道で2枠の獲得と
過去最高順位を目指す.」

とあって、どうやらこれを全てクリアして「北海道で2枠の獲得」も
出来たようですが、さらに公式ページで大会要項を見ると

「各地区学連が選抜する20チームとし~」

という表現があり、今年の北海道の枠は1チームとなっていました。

これを見ると、来年の北海道枠が2チームになったとして、

・大学単独の1チームと学連選抜の1チームの計2チーム
・大学単独の2チーム
・学連選抜2チーム(現実的には無いでしょうが)

のどれでも、そこは北海道地区学連(?)の判断で自由に選択していいという
ことなのでしょうか。

とりあえず良かったです(^^)

<区間賞>
1区 阪口 竜平(東海大学)
2区 田村 和希(青山学院大学)-区間新
3区 塩尻 和也(順天堂大学)
4区 鬼塚 翔太(東海大学) 
5区 三上 嵩斗(東海大学) 
6区 關 颯人(東海大学)

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2017年9月17日 (日)

ハーフマラソン男子で10年ぶりの日本新記録

今日は正午過ぎから1時間ちょっとのランニングをしてきました。
走った距離は12kmほどでした。今日は風が結構強かったです。

明日は台風の影響で走るのは厳しそうなので、
3連休の最終日は家の中でゴロゴロ過ごす予定です。

さて、昨日チェコで行われたハーフマラソンの大会で、
設楽悠太選手(Honda)が1時間0分17秒の日本新記録を出しました
(従来の記録は佐藤敦之さんが2007年に出した1時間0分25秒)。

ハーフマラソンの自己ベストとフルマラソンの結果にそこまで
関連性が無いような印象なのが現在の日本男子の長距離界ですが、
それでも設楽選手は今年2月の東京マラソンでは前半から飛ばして粘って
2時間9分でゴールして、マラソン選手の育成では頼りになるHonda所属ですし、
これからさらに大いに期待感が膨らんでいます(^^)

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2017年8月 6日 (日)

あー夏休み

僕の職場では今年は14日(月)~16日(水)の3日間が夏季休暇となっていて、
その前の祝日と土・日を合わせて、11日(金)から嬉しい6連休となっています。

まだ明日から普通勤務が4日間続くのですが、
それは気にしないようにして日曜日の夜を過ごしています(^^)

そんな今日は正午過ぎから7kmほどのランニングをしてきました。
昨日の2時間走の疲れが残っていて、さらに暑さと日差しの強さもあって、
少し軽めの練習にしておきました。

今日の夕方のスポーツ観戦では、我らが中日ドラゴンズの岩瀬仁紀が、
通算登板数950試合の日本新記録を達成した試合を日テレG+で観ました。

その今日の東京ドームでの試合で、1点リードの9回裏の頭から登板して、
無失点で切り抜けてセーブを記録して、記念となる試合を飾りました。

最後の試合終了のシーン、何があったのかは分からないけれども
何かがあったんだろうということで、岩瀬が投球前に2塁へ送球しての
アピールプレーで審判がアウトの判定をした瞬間、テレビの前で大きな
ガッツポーズをしました。

それと話題を変えての世界陸上の男子マラソンについては、僕が大ファンの
中本健太郎(安川電機)が後半にそれなりの見せ場を作っての10位ということで、
完全に満足とまではいきませんでしたが、まずは良かったです(^^)

そして川内優輝(埼玉県庁)は40kmを過ぎてから中本を抜いての9位でゴール。
入賞となる8位までホントにあと数秒ということで惜しかったものの健闘しました。

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2017年3月12日 (日)

安藤友香(スズキ浜松AC)が日本歴代4位の好記録!<2017年名古屋ウィメンズマラソン>

今日は休日出勤でした。

ただ、業務が予定より早く終了して、午後4時くらいに家に帰ることができて、
家に戻ってからはすぐに、午前中に行われた名古屋ウィメンズマラソンの
録画を観ました。

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◎名古屋ウィメンズマラソン2017 結果

1位:E.キルワ(バーレーン) 2:21:17 大会新
2位:安藤 友香(スズキ浜松AC) 2:21:36
3位:清田 真央(スズキ浜松AC) 2:23:47
4位:桑原 彩(積水化学) 2:26:09
5位:石井 寿美(ヤマダ電機) 2:27:35
6位:下門 美香(しまむら) 2:27:54
7位:吉田 香織(TEAM R×L)2:28:24
8位:宇都宮 亜依(宮崎銀行) 2:28:52

キルワ選手と安藤選手の5kmごとのラップタイムはそれぞれ、

●キルワ
 16:51-16:23-16:51-16:39-(中間地点1:10:21)-17:02-16:55-16:40-16:36-7:20

●安藤
 16:52-16:22-16:51-16:39-(中間地点1:10:21)-17:03-16:54-16:47-16:47-7:21

で、キロ3分20秒前後の早いペースを2人で刻みながら、
33kmあたりの登り坂の手前からキルワ選手が引き離しにかかり、
そこからジワリジワリと差が開いていっての19秒差の決着となりました。

2年前の世界陸上で銅メダル、去年のリオ五輪で銀メダル、
そしてのこの名古屋では今年で3連覇のキルワ選手。

「やっぱりキルワは強いなぁ~」

と、終盤はテレビの前で何度も呟きたくなりました。

こういう世界のトップ選手が、しっかりと調整した状態で
毎年日本に来て走ってくれるのは、非常にありがたいです。

そして今回が初マラソンの22歳の安藤選手、キルワ選手にはさすがに
勝てませんでしたが、30Km以降も5Kmごとをきっちりと16:47で走って、
最後まで凄い走りでした。

今日の安藤選手の2:21:36というタイムは、

1位 野口 みずき 2:19:12
2位 渋井 陽子 2:19:41
3位 高橋 尚子 2:19:46

に継いでの日本歴代4位に記録上は入るとのこと。

上の3つは全てベルリンマラソンで出されたタイムで、
日本国内のレースで限定すると、今回の安藤選手のタイムを上回るのは、
2003年の大阪で野口さんが出した2:21:18しかないようです
(他に、渋井選手がシカゴで2:21:22で走っています)。

これで8月に行われる世界陸上も自動内定ということで、
非常に楽しみです。

そして、去年のこの名古屋での初マラソンで2:24:32で走った清田選手が、
今年は2:23:47でさらにタイムを更新。

20kmの手前からずっと1人旅になりながらも、20kmからのラップタイムも
17:19-17:23-17:21-17:23と、このように失速しないで粘って走り切れる選手は
なかなかいないと思います。

世界陸上の代表枠3人は、安藤選手の他は、大阪で優勝した
天満屋の重友選手と今日の清田選手ですんなり決まりそうですね。

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2017年3月 5日 (日)

2017年びわ湖毎日マラソンの結果

レース展開としてはなかなか面白かったですが、
タイム的にも内容的にも、期待通りとはいかなかった
大会になってしまいました。

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●第72回 びわ湖毎日マラソン 結果

1位 エゼキエル・キプトー・チェビー (ケニア) 2:09:06
2位 ビンセント・キプルト (ケニア) 2:09:15
3位 ムニョ・ソロモン・ムタイ(ウガンダ) 2:09:59
4位 佐々木 悟(旭化成) 2:10:10
5位 松村 康平(MHPS) 2:11:04
6位 石川 末廣(Honda) 2:11:05
7位  園田 隼(黒崎播磨) 2:11:32
8位 大﨑 翔也(中電工) 2:12:07
9位 イフンニリン・アダネ(エチオピア) 2:12:33
10位 上門 大祐(大塚製薬) 2:12:58

優勝争いは、20km~30kmまでのキロ3分を切るようなペースアップから、
ペースメーカーが外れた30km以降のペースダウンがあったりで、
最終的にはケニア人選手同士の2時間9分台でのトラック勝負となりました。

日本人選手では、リオ五輪代表のマラソン代表の佐々木選手が、
20kmを過ぎたあたりで先頭集団から一気に遅れてしまうという意外な展開に。

ゴール後のインタビューで「腹痛が来た」とのことで、
そこから立て直して、日本人トップで何とかまとめて走り切ったのは、
さすがの実力者という感じでした。

松村選手は3年前の東京マラソンで2時間08分09秒で走って、
その後のアジア大会で銀メダルを獲得したまでは良かったですが、
それ以降のマラソンで結果を残せずにいたので、
まずは復活の足掛かりにはなったかなということで、
今日の日本人選手の中では一番収穫があったような気がします。

25kmのあたりで先頭集団に残っていたのが村澤明伸選手(日清食品G)と
宮脇千博選手(トヨタ自動車)の2人になっていて、この時点ではテレビの前で
ワクワクしていましたが、

25位 宮脇 千博(トヨタ自動車) 2:16:51
28位 村澤 明伸(日清食品G) 2:17:51

という結果で、特に村澤選手は35kmまでは日本人トップにいながら、
最後のトラックに入る手前の映像ではほぼ歩きそうになっている姿になっていて、
ゴール後はすぐに倒れ込んでしまいました。

ただ、村澤選手の5kmごとのラップタイムを見ると、25kmまでは
5kmをほぼ15分ちょうどくらいでいって、25~30kmまでも15分28秒で、
30kmまではちゃんと勝負できていたので、次に繋げてほしいです。

あと結果を見てみると、20位に北海道出身の滑和也選手(SUBARU)が
2時間15分45秒でゴールしていました。

滑選手は札幌稲雲高校~北海学園大学出身の29歳で、
チームの公式ページを見ると今までの自己ベストが2時間20分52秒で、
まずは自己ベストを5分ほど更新していて良かったです。

今年の8月に行われるロンドンでの世界陸上の代表枠は3つで、
今日のびわ湖で全ての選考レースが終わって、

・川内 優輝(埼玉県庁) 2:09:11(福岡3位)
・中本 健太郎(安川電機) 2:09:32(別府1位)
・井上 大仁(MHPS) 2:08:22(東京8位)
・山本 浩之(コニカミノルタ) 2:09:12(東京10位)
・佐々木 悟(旭化成) 2:10:10(びわ湖4位)

が候補になるかと思われますが、川内、中本、井上の3選手で
すんなりと決まりそうですね。

・中本・・・夏の世界大会の実績が現役選手の中で抜けている
・川内・・・マラソンの経験と知名度が抜群
・井上・・・期待の若手選手枠

ということで、バランス的には良さそうです(^^)

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2017年2月26日 (日)

日本国内レースで初の2時間3分台が(2017年東京マラソン)

日テレは、MHPSの井上大仁選手を映してはいけない、
あるいは触れてはいけない、そんな何かがあるのかと思いたくなるくらい、
終盤まで井上選手の存在は無視され続けていました(^^)

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●東京マラソン 男子 結果

1位 ウィルソン・キプサング(ケニア) 2:03:58
2位 ギデオン・キプケテル(ケニア) 2:05:51
3位 ディクソン・チュンバ(ケニア) 2:06:25
4位 エバンス・チェベト(ケニア) 2:06:42
5位 アルフェルス・ラガト(ケニア)  2:07:39
6位 バーナード・キピエゴ(ケニア)  2:08:10
7位 ヨハネス・ゲブレゲルギシュ(エリトリア)  2:08:14
8位 井上 大仁(MHPS)  2:08:22
9位 ツェガエ・ケベデ(エチオピア)  2:08:45
10位 山本浩之(コニカミノルタ)  2:09:12

11位 設楽 悠太(Honda)  2:09:27

13位 服部 勇馬(トヨタ自動車)  2:09:46
14位 今井 正人(トヨタ自動車九州)  2:11:02
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優勝したキプサング選手、30km以降は少しペースが落ちて、
世界記録とまではいきませんでしたが、噂通り凄かったです。

コースが去年までと変わって、終盤の橋でのアップダウンが無くなって
高速コースになったと言われていたこの大会、日本国内のレースで
初めて2時間3分台のタイムが出ました。

今までの国内最高タイムが、今日9位でゴールしたツェガエ選手が
2009年の福岡国際マラソンで出した2時間5分18秒で、そこから2時間4分台を
飛び越えたわけで、歴史的なものを観られたような満足感があります(^^)

世界記録が2時間02分57秒で、先頭のペースメーカーは
その更新を想定したような設定となっていました。

さすがのそのペースについていける日本人選手はいませんでしたが、
Hondaの設楽選手やMHPSの井上選手などの何人かの選手は序盤から
積極的なペースで走り、途中からは大雑把にいって、

設楽 悠太-井上 大仁(1分差)-服部勇馬などの日本人集団(1分差)

というような状態が続いていました。

そして中継の日テレは、井上選手の存在を全く無視したかのように、
初マラソンの設楽選手と、ペースメーカについてキロ3分ほどのペースで
走る後方の日本人集団のことしか触れていませんでした。

僕はテレビのデータ放送で5kmごとの通過順位をチェックしていたので、
井上選手の状況を確認できていましたが、テレビを観ていた多くの人は、
35kmあたりで設楽選手の後方に突如現れた井上選手に対して、
「誰だ?どこから来たんだ?」と謎に思ったのではないでしょうか(^^)

ずっと注目選手として触れ続けていた服部勇馬選手も、2時間9分台で
ゴールするシーンだけは何故か映さずに、ゴール直前で後方の今井選手に
カメラを切り替えるし、良く分からない中継でした。

だた、キプサング選手が残り1kmを切ってからの、瀬古さんの
「日本で2時間3分台のゴールが見たいです!」というような盛り上げからの、
2時間3分58秒でのギリギリの2時間3分台でのゴールの流れは絶品でした。

それはさておき、井上選手は山梨学院大出身の社会人2年目。

箱根駅伝では2年前に3区を走って、タスキを受けた時はチームは
圧倒的な最下位で、その状態から区間3位の走りで2人を抜いて、
4区にタスキを渡した時に山梨学院大の上田監督から、

「井上、ありがとう!」

という声掛けがあって、結局最終的にはチームは9位まで浮上して
シード権を獲得したという、その大会は印象に残っています。

去年のびわ湖が初マラソンで、そこでは2時間12分56秒という結果でしたが、
その大会前にネットをいじっていたら、この井上選手を日本人1位予想に
している書き込みが結構あって、何となく「マラソンへの適性が抜群」という
期待感があったようです。

今回、24歳で2回目のマラソンで2時間8分22秒ということで、
5kmごとのラップタイムを見た限りでは、前半から早めのペースで入りながらも、
終盤も大崩れせずにしっかりと粘ってまとめてゴールしたようなので、
これからが非常に楽しみです。

そして、「駅伝は強いんだけど、個人のマラソンになると・・・」という
チームのイメージが強いコニカミノルタ所属から、山本選手が2時間9分12秒で
2時間10分切りを達成。自己ベストを2分半ほど更新しました。

今日2時間9分台で走った日本人選手は山本選手、設楽選手、服部選手と
3人いたのですが、良く考えると、全員東洋大学出身なんですね~。

去年のリオ五輪の代表3人のうちの2人(北島選手と石川選手)も
東洋大学出身ですし、年齢も上から順に石川(36歳)、北島(32歳)、
山本(30歳)、設楽(25歳)、服部(23歳)と幅広く、地味に素晴らしいです(^^)

来週はびわ湖マラソンがあって、そこが8月の世界陸上の
最後の代表選考レースになります。

現段階での代表枠3人の選考争いではレース順に、

・川内 優輝(埼玉県庁) 2:09:11(福岡3位)
・中本 健太郎(安川電機) 2:09:32(別府1位)
・井上 大仁(MHPS) 2:08:22(東京8位)
・山本 浩之(コニカミノルタ) 2:09:12(東京10位)

の4人が候補になるかと思われます。

大会によっていろいろな条件が違うので、単純にタイムでは比較できないとはいえ、
井上選手の今日の走りは内容としても印象は良く、そして期待の若手枠というのも
考えると、代表選出は濃厚と思われます。

山本選手はタイム的には中本選手よりは良く、川内選手とも1秒差ですが、
タイムが出やすいと思われる今回の東京で、日本人トップの井上選手と
50秒差というのは少し厳しく、「川内、中本>山本」になりそうでしょうか。

来週のびわ湖でもし2時間8分台で好走する選手が現れた場合、

・井上選手
・びわ湖で日本人1位

の2選手が決まりで、残り1枠を川内、中本の2選手で争うことになり、
そこでかなり揉めるかもしれません(^^)

別府での安定した走りと、これまでの夏の大会の抜群の実績を考えても、
中本選手を是非選んでほしいところですが、福岡での川内選手の印象的な
粘りの走りと、タイム的には21秒川内選手が上回っている事実も大きいところ。

これでもし「中本選出、川内落選」にしたら、ヤフーコメントを中心に
大荒れになりそうな予感が。

だからと言って、「びわ湖で日本人選手が惨敗して、すんなり決まってくれ」とも
思えず、びわ湖での好結果も期待したいし、悩める複雑な心境です(^^)

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2017年2月 5日 (日)

中本健太郎(安川電機)が復活の初優勝!<2017年別府大分毎日マラソン>

今日はお昼からHBC(TBS系列)で「第66回別府大分毎日マラソン」の
中継を観ていました。

この大会は毎年、スタートの号砲とともにダッシュをして
最初の1kmくらいまでトップを走る市民ランナーと、
そのランナーを極力映さないようにするテレビ局側との闘いが
名物となっています。

今年も、その恒例行事を無事に目にできて満足です(^^)

優勝争いの方では、2013年の世界陸上で5位に入賞して以来、
ケガなどがあったようでなかなか満足な走りができていなかった
中本選手の、久しぶりに力強い走りが観られて嬉しかったです。

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●第66回別府大分毎日マラソン 結果

1位 中本 健太郎(安川電機) 2:09:32
2位 デレジェ・デベレ(エチオピア) 2:10:23
3位 木滑 良(MHPS) 2:10:30
4位 大石 港与(トヨタ自動車) 2:10:39
5位 伊藤 大賀(スズキ浜松AC) 2:10:52
6位 ハリム・ルムシエ(モロッコ) 2:11:58
7位 鈴木 卓也(愛三工業) 2:12:08
8位 岩田 勇治(MHPS)  2:12:15
9位 日下 佳祐(日立物流) 2:12:42
10位  フェリックス・ケニー(ケニア) 2:14:15
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たしか15kmまでの5kmごとのラップタイムが15分17秒、15分17秒、
15分14秒と安定した序盤に。

そこから少しペースが落ちて、20人近くの先頭集団で25km地点を通過し、
そして26kmあたりでペースメーカーがいなくなって、ここからレースが動きました。

28kmあたり、ゼッケン1番と2番の外国人選手が前に行き、
それを旭化成の丸山選手が追って、その後ろの集団とは
差がつきそうな感じでCMへ。

しかしそのCM明け、先頭集団にいる日本人選手が中本(安川電機)、
大石(トヨタ自動車)、伊藤(スズキ浜松AC)の3選手で、丸山選手は
後方に遅れているということで、一気に展開が変わっていました。

今日のテレビ中継は、全体的には落ち着いて観られて非常に良かったのですが、
あのCMを入れるタイミングの悪さの不運だけは残念でした(^^)

別府大分での中本選手と言えば、4年前の川内選手との激しい
優勝争いが今でもはっきりと思い出されます。

あの時は、基本的には「中本選手が前、川内選手が後ろ」という形で、
そこから何度も川内選手がペースを上げて前に出て引き離そうとして、
それに中本選手が反応して付いていき、さらに再び川内選手を抜いて
前に出ての繰り返しで、大げさではなくてホントに、

「歴史に残る名勝負」

でした。

今回の大会も33kmか34kmあたりからはエチオピアのデベレ選手との
一騎打ちになりましたが、今回は中本選手が何回も仕掛けるような形で、
そして38kmあたりでついに引き離しました。

優勝タイムは2時間9分32秒ということで、できれば2時間8分台を
出してほしかったなぁというのはありますが、とにかく見事な優勝でした。

そして、中本選手とデベレ選手の一騎打ちになる前まで、
3人の先頭集団を形成していたのがスズキ浜松ACの伊藤選手。

この伊藤選手は中本選手と同じ拓殖大学出身とのことで、
伊藤選手の方が4歳年下なので、ちょうど入れ違いとなっていたようです。

拓殖大学出身と言えば、中本選手の1つ上には藤原新選手もいますし、
地味に卒業後に伸びるような練習が大学時代に行われているのかもと、
妙に気になってしまいます。

そして、去年の北海道マラソンで優勝した木滑選手が自己ベストを2分ほど
更新する3位、そして初マラソンの大石選手も終盤に大失速することはなく
粘っての2時間10分39秒でゴールということで、面白いレースとなりました。

今年8月にロンドンで行われる世界陸上の代表争いの3枠は今のところ、

・川内 優輝(埼玉県庁)-福岡3位  2:09:11
・中本 健太郎(安川電機)-別府1位 2:09:32

の2人が有力候補となって、あとの東京(2月26日)とびわ湖(3月5日)の
2レースの結果次第という形になりそうです。

条件やコースが違う大会でのタイムを単純に比較できないとは言え、
福岡での川内選手もタイム以上に内容を評価されている面もあるので、
そうなると現実的にはやはりタイムの21秒差というのも大きな要素になり、
現時点での代表選考は、

1位 川内 優輝
2位 中本 健太郎

になるのかなと思われます。

しかし、8月のロンドンは夏の大会としてはそこまで暑くはならないのかも
しれませんが、それでもやはり暑さに強い選手の方が大いに期待できるわけで、

2011年 世界陸上 10位
2012年 オリンピック 6位
2013年 世界陸上 5位

という、夏の世界大会の実績が日本の中では抜群の中本選手を
できれば選びたいというのが、日本陸連の本音かもしれません
(僕の勝手な推測です)。

とにかく、これからの東京とびわ湖で、代表選考を良い意味で
悩ませるような結果を出してくれることを願うばかりです。

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