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2018年3月 3日 (土)

まさかの6人プレーオフ(将棋A級順位戦最終戦)

今日(正確には昨日)行われた将棋A級順位戦の最終11回戦、
通称「将棋界の一番長い日」をAbemaTVの将棋チャンネルで
夜はずっと観ていました。

名人挑戦者の行方(ゆくえ)は、6勝4敗で6人の棋士が並んでの
まさかの「6人プレーオフ」に・・・・。

最終11回戦が始まる前は、6勝3敗で久保王将と豊島八段が
トップで並んでいて、4敗で4人が追う展開に
(羽生二冠は既に2月の対局で6勝4敗で終了し、残りの3人は5勝4敗)。

「可能性としては6人のプレーオフがあるぞ」

と話題にはなっていましたが、「まぁ、実際にそんなことは起きないだろ」と
大半の人が思っていたと思います。

しかし、3敗の2人が両方負けて、4敗の3人が全て勝って、
抜け番の羽生二冠を含めてホントに6勝4敗で6人が並んでしまいました(^^)

今日の対局で最後まで残っていたのは久保王将-深浦九段で、
そこまでで終わっていた対局の結果によって、

「久保王将は勝てば挑戦者に決定、負ければ6人プレーオフに巻き込まれる、
深浦九段は勝てば残留、負ければ降格」

という胸が痛くなるような状況に。

最終盤で、久保王将の▲2九玉の周囲を金銀がベッタリと覆うという
なかなか見ない格好が出現し、見ていたら頭がクラクラしましたが、
深浦九段が見事に寄せ切っての勝利。

歴史的な1日を体験できたということで、思わず興奮の一夜でした。

A級リーグは今期は11人が参加して、

「プレーオフが6人、降格が3人、その他が2人」

という、前代未聞の空前絶後の異常事態となりました(^^)

プレーオフと言っても、通常のトーナメント方式ではなくて、
順位戦の順位というものが影響してきて、

1位 稲葉 陽 八段
2位 羽生 善治 二冠
4位 広瀬 章人八段
8位 佐藤 康光 九段
9位 久保 利明 王将
10位 豊島 将之 八段

の6勝4敗の6人が、

1.久保(9位)-豊島(10位)
2.「1.」の勝者と佐藤(8位)
3.「2.」の勝者と広瀬(4位)
4.「3.」の勝者と羽生(2位)
5.「4.」の勝者と稲葉(1位)

の順で対局していき、最後に勝ち残った棋士が名人挑戦者となります。

順位が1位の稲葉八段は1勝で良く、逆に今日自分が1勝しておけば
結果的には挑戦者になれた久保王将と豊島八段は、今日の負けで
これから5連勝しなければならないわけで、順位の差は大きいです。

しかもその久保王将と豊島八段は現在王将戦のタイトル戦を戦っている最中で、
また、もし羽生二冠が勝ち抜けば、タイトル通算100期獲得を賭けて2年前に
名人位を奪われた佐藤天彦名人に挑戦となりますし、いろいろなものが
複雑に絡み合っています。

ここ最近の将棋界は、ほんの1ヶ月くらいの間に、

・羽生二冠に国民栄誉賞の贈呈
・中学生の藤井五段が全棋士参加の棋戦で優勝、あっという間に六段に
・420手の戦後最長の手数の対局が生まれる(Yahooのトップページにも載った)
・名人挑戦への6人プレーオフ決定

など、短期間にちょっと盛り込み過ぎです(^^)

さらにもう少し期間を広げれば藤井六段のデビューから29連勝の新記録とか、
羽生二冠の永世七冠誕生とか、加藤一二三九段の大ブレーク(?)とかがあり、
もう訳が分かりません。

*3月3日(土)9時30分追記
  プレーオフ初戦の久保-豊島はさっそく3月4日(日)に決まったとのこと。
 ちなみに2人の王将戦第5局は3月6日・7日(火・水)に島根県で行われるので、
 日曜日に夜遅くまで対局し、月曜日は大阪(たぶん)から島根県に移動して
 対局場のチェックや前夜祭があり、そして火曜日から持ち時間8時間の
 2日制の対局となるようです。

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