ドーハの悲劇から20年
2日前の10月28日は「ドーハの悲劇からちょうど20年」ということだったので、
ここ最近、ネット上でも関連の記事を多く目にしました。
その20年前の1993年はJリーグ元年で大ブームとなり、
当時高校2年生だった僕は、
「サッカーよりやっぱり野球だよなぁ~」
という妙な意地みたいなものがあり、その時はJリーグには
あまり興味を持ってはいませんでした。
そんなこともあり、そのドーハでのアメリカW杯・アジア最終予選での
最後のゲームの「日本×イラク」も、それほど熱狂的に応援する感じで
テレビ中継を観ていたわけではなかった記憶があります。
とはいえ、試合が進むにつれてやはり日本に勝ってほしい気持ちが強くなり、
そしてあの最後の後半ロスタイムのショートコーナーからの失点の場面、
おそらく大半の人がそうだったと思いますが、ゴールを決められた瞬間、
「うわぁ~!やられた~!」
という感情ではなく、
「えっ?あれっ?入っちゃったの?ウソ……」
という、何となくポカーンとした不思議な脱力感を味わったのを
今でも覚えています
思えばあの時は本大会の出場国が24ヶ国ということもあり、
アジアの代表枠は「2枠」でした(今は4.5枠)。
その時と比べて、現在はオーストラリアが新しくアジア枠に加わっているので、
もし20年前と同じように今も「2枠」だったら、アジア予選突破は相当大変な
ことになると思われます。
とはいえ、ここ最近は「まぁ、アジア予選は突破できるんだろうなぁ~」という
気持ちが大きく(日本が強くなっている証拠でもあるのですが)、あまり予選に
対して思い入れが強くないのが正直なところです。
そんなわけで、アジア枠が減少して、本大会出場を賭けた非常に厳しい
アジア予選のヒリヒリするような緊迫感を味わってみたいという気持ちも、
僕の中では少しだけあります
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