兵庫が2年連続の優勝[2013年男子全国都道府県対抗駅伝]
今日、広島県で行われた7区間、48.0キロの
「第18回 全国都道府県対抗男子駅伝」。
兵庫が序盤からトップに立って優位に進めて、そのまま淡々と
逃げ切って終わりになりそうな展開でしたが、アンカー区間の
終盤での一気の急接近には観ていてドキドキしました
●結果:第18回 全国都道府県対抗男子駅伝
優勝:兵庫 2:19:51
2位:東京 2:19:56
3位:愛知 2:20:35
4位:埼玉 2:20:55
5位:千葉 2:21:06
6位:広島 2:21:20
7位:長野 2:21:20
8位:秋田 2:21:33
9位:大分 2:21:37
10位:長崎 2:21:40
46位:北海道 2:28:07
アンカー区間(13.0キロ)にタスキ渡しの段階で、
1位 兵庫
2位 東京(トップと1分15秒差)
3位 愛知(トップと1分29秒差)
という差で、アンカーでは2位の東京の上野裕一郎(エスビー食品)、3位の愛知の
宮脇千博(トヨタ自動車)と比べると、1位の兵庫の北村聡(日清食品)は今の状態
では少し力が劣ると言われていたようですが、途中、5キロ過ぎの地点では、
せいぜい10秒~20秒ほどしか東京と愛知とは差が詰まっていませんでした。
「これは順当に逃げ切るなぁ~」
と思っていたら、残り4キロくらいから一気に東京の上野選手との差が
詰まり出した感じになって、残り2キロあたりで20秒差になった時は、
「上野選手はラスト200メートルくらいからの変態的(?)なスパートがあるし…」
とドキドキしたのですが、何とか兵庫の北村選手が逃げ切りました。
最後は5秒差まで詰まっての優勝の決着に。
兵庫は、4区の高校生区間の5キロで、区間新記録を出して
東京と愛知にこの区間だけで1分前後の差をつけた、
須磨学園高の秋山選手の走りがとにかく大きかった結果に。
今日のMVPを選ぶなら、間違いなくこの秋山選手だと思います。
年末の都大路の全国高校駅伝を走れなかった高校の選手が
活躍するのは、何となく嬉しいです
東京の上野選手、大逆転の優勝はならなかったけど、区間賞獲得は
確実だなと思って、後続のゴールシーンを観ていたら、6位、7位争いに、
1区からここまで、ほとんど映像に出てこなかったような長野県が突然登場。
「どっから出てきたんだ?」
とびっくりしたのですが、16位から9人抜きの快走で7位でゴールした
長野のアンカーは、日体大の3年生の矢野圭吾選手。
この前の箱根駅伝では9区で区間2位の好結果は残していましたが、
あの時は完全にトップを独走していた展開で、イマイチ印象に残って
いませんでした。
それよりも、去年の11月の全日本大学駅伝のアンカーで、3位の早稲田大を
追い上げた走りの方が記憶にありますが、実業団の有力選手も多数走って
いる中、東京の上野選手より4秒早い見事な区間賞の獲得に
そして我らが北海道チームは、47チーム中46位という、
寂しい結果に終わってしまいました……。
●区間賞
1区 中谷 圭佑(兵庫・西脇工高)
2区 新迫 志希(広島・志和中) 区間新
3区 大迫 傑(東京・早稲田大)
4区 秋山 雄飛(兵庫・須磨学園高) 区間新
5区 武田 凜太郎(東京・早稲田実業高)
6区 齋藤 雅英(埼玉・大利根中)
7区 矢野 圭吾(長野・日本体育大)
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