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2012年3月 4日 (日)

山本亮(佐川急便)が2時間8分44秒で日本人トップに[2012年びわ湖毎日マラソン]

今日行われた「第67回びわ湖毎日マラソン」。

ロンドンオリンピックの男子マラソンの最後の選考レースとなったこの大会、
日本人トップ(全体では4位)になったのが、一般参加の佐川急便の山本亮選手。

2009年の北海道マラソンで日本人トップの2位に入って、翌日の北海道新聞で
大きく扱われていたので、それで名前は知っていたのですが、大多数の人に
とっては「誰だ?」という感じだったと思いますsmile

もちろん、一般参加とは言っても山本選手は実業団選手なわけで、
決して趣味で走っているそこら辺のおっさんでは無いという事は、
一応は書いておきます。

レースは、ペースメーカーが外れた25キロ過ぎから集団がバラけて、
先頭集団についていったのが旭化成の堀端選手と青山学院大の出岐選手。

30キロあたりで出岐選手が遅れて、世界陸上7位の実績がある堀端選手が
今日も日本人トップになって代表決定になるかと思ったのですが、35キロ前
からペースダウン。

後方の第3集団(?)から中本選手(安川電機)と堀口選手(Honda)が
追い上げてきて、安川選手がまずは堀口選手を振り切って、そしてさらに
38キロあたりで前を行く堀端選手を抜いて日本人トップに。

「これで日本人トップは決まって、世界陸上でも10位だったし、
 タイムも2時間8分台が出そうだし、これで中本選手が代表だな」

と思ったら、その後方から、妙に元気そうな選手の姿が
少しずつ大きくなってきた感じに。

それが、結局は日本人トップの2時間8分44秒となった山本選手。
最後はトラックで抜きさりました。

まぁ、これが優勝争いだったら失神しそうになるくらい最高ではあったのですが、
山本選手でも全体の4位ということで、そこは少しアレではありましたが、
最後の最後まで目まぐるしい展開でテレビの前で興奮しました。

27歳の山本選手は中央大学出身。調べてみると、4年生の時は箱根駅伝で
山登りの5区を走って、区間3位の結果だったとのこと。その時の区間賞は、
同じ4年生の順天堂大学の今井正人選手だったんですね。

日本人2位となった中本選手もひとまずは2時間8分台(2時間8分53秒)。
何とか代表候補には残りましたね。

山本選手が2009年の北海道マラソンで2位、中本選手は2008年の
北海道マラソンで3位という結果を残しているので、同じレースを
走った人間としては、少しだけ誇らしい気分になっていますdelicious

今日は気温が6~8℃くらいで風もそれほど強くなかったようで、
これだけなら好条件ではあったのですが、スタート前から雨rainが降っていて、
その雨が終盤になって強くなっていったようです。

マラソンにとっては雨が必ずしも悪条件ではないのですが、気温の低さと
重なったので、なかなかの厳しい条件だったのかもしれません。

「本命」とされていた堀端選手は結局は11位まで落ちてのゴール。
25歳ということもあり、今の男子マラソンの中では最も期待できる選手では
あるのでしょうが、きっちりと結果を出すのは難しいものですね……。

僕が応援していた今井正人選手(トヨタ自動車九州)は30キロ手前で
遅れだして、結局42位だったようです。残念でしたsad

それと自慢になりますが、3日前のこのブログで
---------
ちなみに僕の優勝予想は、愛知製鋼所属のサムエル・ドゥング選手です。
去年のこの大会での、30キロまでのあまりにも優秀過ぎるペースメーカーでの
走りに一気にファンになりました。

初マラソンのようですが、1万メートルが27分48秒、ハーフが1時間0分55秒の
自己ベストとのこと。この優勝予想はひそかに自信がありますdelicious
---------

と書きましたが、その優勝予想が見事に的中。自分で自分を褒めたいと思いますsmile

また、この大会で「新鋭賞」みたいな賞があれば、間違いなく青山学院大の
出岐選手でしょうね。30キロまでほぼ1キロ3分ちょうどのペースについていって、
そこから遅れるものの、最後までしっかり粘って走り切っての、ホントにもう少しで
サブ10となっていた2時間10分2秒でのゴール。

ひそかに期待はしていたのですが、ビックリでした。

これで男子の選考レースは全て終了しましたが、
それぞれの大会の上位選手の結果は、

世界陸上テグ大会 
 7位 堀端 宏行(旭化成)  2:11:52
10位 中本 健太郎(安川電機) 2:13:10

福岡国際マラソン
  3位 川内 優輝(埼玉県庁) 2:09:57
  4位 今井 正人(トヨタ自動車九州) 2:10:32
  6位 前田 和浩(九電工) 2:11:46

東京マラソン
  2位 藤原 新(東京陸協) 2:07:48
  6位 前田 和浩(九電工) 2:08:38
(14位 川内 優輝(埼玉県庁) 2:12:51)

びわ湖毎日マラソン
  4位 山本 亮(佐川急便) 2:08:44
 5位 中本 健太郎(安川電機)  2:08:53
(11位 堀端 宏行(旭化成) 2:10:05)

確実……藤原
有力……山本(確実に近い?)
微妙……中本、前田、川内、堀端

でしょうが、福岡からの追試となった前田選手よりは中本選手の方が
上の評価になると思うので、堀端選手の今日の結果によって、残り1枠が
「福岡1位の川内、びわ湖2位の中本」の争いになるかと思います。

たぶん、藤原、山本、中本の代表3人で落ち着くとは思いますが、難しいところです。

ただ、今日のびわ湖でも、内容としては25キロからも上位集団についていった
堀端選手が、世界陸上7位ということも含めて評価したいところでもあり、
そこまで考えると、ますます訳が分からなくなりますdelicious

●第67回 びわ湖毎日マラソン結果

優勝:S.ドゥング(愛知製鋼) 2:07:04
2位:H.ソスト(ポーランド) 2:07:39
3位:A.タグラフェ(モロッコ) 2:08:37
4位:山本 亮(佐川急便) 2:08:44
5位:中本 健太郎(安川電機) 2:08:53
6位:森田 知行(カネボウ) 2:09:12
7位:堀口 貴史(Honda) 2:09:16
8位:林 昌史(ヤクルト) 2:09:55
9位:出岐 雄大(青山学院大) 2:10:02
10位:E.ケべネイ(ケニア) 2:10:04
11位:堀端 宏行(旭化成) 2:10:05
12位:R.ベルティレ(イタリア) 2:10:08
13位:石川 末廣(Honda) 2:11:13
14位:佐藤 智之(旭化成) 2:12:19
15位:岡本 直己(中国電力) 2:12:31
16位:松宮 裕行(コニカミノルタ) 2:13:29
17位:井出 貴教(九電工) 2:13:41
18位:福山 良祐(Honda) 2:13:55
19位:小畑 昌之(安川電機) 2:13:59
20位:田中 宏樹(中国電力) 2:14:05

Hondaの32歳の堀口選手、今までは「駅伝の重要区間でイマイチな走り」という
イメージが僕の中では強かったのですが、終盤で堀端選手を抜いたあたりでは
「もしかしてオリンピックも」という見せ場を作った走りでした。

それとカネボウの27歳の森田選手。初めて名前を聞いた選手だったのですが、
立命館大学出身の選手とのこと。2時間9分前半の素晴らしいタイムでした。

NHKの中継は落ち着いて観られて良かったです。マラソンや駅伝の解説は、
全て金哲彦さんにやっていただきたいです(瀬古さんはもういいです………)。

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コメント

はっ!
5分しか中継見てなくて堀端選手かと思ってました~
先にこちらにきてしまいました~汗

金さん安心感ありますよね~聴きやすいです
女子も増田さん以外は、、、

今から観戦します☆

投稿: ナナこ | 2012年3月 4日 (日) 20時22分

>ナナこさん

スミマセン、ネタバレをしてしまってsmile

堀端→中本→山本と、目まぐるしく展開が変わった終盤は、
テレビの前で盛り上がりました。

女子は増田さんがメインで、たまにQちゃんがレポートというのが
僕にとってはベストですdelicious

投稿: しげた | 2012年3月 4日 (日) 22時42分

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