興南高校が優勝-春の選抜高校野球
雨による順延で、決勝戦の日程が当初の予定より3日ずれましたが、
そのおかげでテレビ中継を観ることが出来ました。
春の選抜高校野球 決勝戦 甲子園球場
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
興南(沖縄) 0 0 0 0 1 4 0 0 0 0 0 5 10
日大三(東京) 0 2 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 5
特にどちらのチームを応援していたわけではないのですが、
同点で終盤に入ってからは、
「エラーが絡んでの決勝点は止めてほしいなぁ。すっきりした気分になれないので。」
と、特に興南高校の守備に対して思っていたのですが、
12回表は、日大三高の守備でその懸念が出てしまったわけで
12回表の途中での、日大三高のエースの山崎くんのあの投手交代に
関してはあれこれ意見があるとは思いますが、全ては「結果論」なので、
ここでは触れません。
沖縄勢としては、1999年と2008年の沖縄尚学高校についで、
3回目の春のセンバツ甲子園での全国制覇。
「47都道府県」がある中、ここ最近の沖縄勢の春は凄いですな
エースの島袋くんは198球の力投で完投勝利。
「高校野球=考えられない連投により、将来性豊かなピッチャーを潰す大会」
という声も良く聞き、それはかなり正しい部分もあると思うのですが、
それでもやはり、そういう高校野球に対して魅力を感じてしまうという、
何とも複雑な心境。
とりあえずは、「連投地獄」が多少は緩和された、木曜日の雨に感謝です。
-----
春のセンバツで、決勝戦が延長戦までいったのは21年ぶりとのこと。
その21年前の1989年(平成元年)は、
東邦高校 3-2 上宮高校(延長10回、東邦高校の逆転サヨナラ勝ち)
という結果で(たしか)、東邦高校(愛知)のエースが山田喜久夫、
上宮高校(大阪)の主力選手が元木大介、種田仁でした。
あの最後のサヨナラシーンの、ライトフェンスまでボールがコロコロと
無情に転がっていくシーンは、今でも忘れられません。
その2年後のセンバツ決勝でも、
広陵高校 6-5 松商学園
でのサヨナラ決着というのがありましたが、これは9回裏だったんですね。
松商学園(長野)のエースは、あの上田佳範でした。まさにイチロー世代。
その山田、種田、上田は我らが中日ドラゴンズに在籍していたので、
さらに思い入れも深いものがありますな
| 固定リンク
コメント
こんばんは
ポン高に勝った興南を応援しておりました。
試合は9回裏から見ておりましたが、
興南の守備は危なっかしい場面が多々ありましたので、
日大三高がサヨナラするんだろうなぁ~と思っておりましたが、
11回の島袋君のバント処理2つで流れを大きく変わりましたね。
それにしても、エラーで試合が決まっちゃうのは…、残念ですね。
投稿: リリヲー | 2010年4月 3日 (土) 23時07分
>リリヲーくん
日大三高も、もしかしたら地元では「ポン高」と呼ばれているのかも
そこまでノーエラーだった日大三高の方がエラーで泣くというのは、
意外な展開だったね。逆になる可能性が高いと思ったのに。
白熱のいい試合だったんだけど、すっきりとした決勝点の入り方だったら、
もっと素直に「名勝負」と思えたので、そこは少し残念‥。
投稿: しげた | 2010年4月 3日 (土) 23時56分