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2009年2月 1日 (日)

32歳の小林誠治が2位に-2009年別府大分毎日マラソン

今日は昼から「第58回 別府大分毎日マラソン」のテレビ中継を観ていました。

まずは、この「別大マラソン」のスタートの恒例行事。
Betudai1

画面左下、毎年スタートと同時に「大外枠」からいきなり飛び出すのが
長島潮さん(大阪市役所)。


Betudai2
一人だけ「ラストスパート」の走り。


Betudai3

トラックを2周近くして、競技場の外に出るまではトップ!


Betudai4

しかし、1キロ過ぎにはあっさりと先頭集団に吸収され、
あっという間に画面から消えて消息不明に。

そして何よりもオモシロいのは、テレビ中継の実況や解説の人に
一切触れられないこと。

気のせいか、年々テレビカメラも、

「可能な限り、この選手を映さないぞ!」

と気合が入っているようなカメラワークがhappy01

とまぁ、ここまでなら「単なる目立ちたがり屋」なのですが、ここからが凄くて、
公式ページの結果速報によると(こちら)、きっちりと2時間40分54秒で完走
したとのこと。

このページには各選手の5キロごとの通過タイムも掲載されているのですが、
この「スタートと同時に猛ダッシュおじさん」は5キロを18分台~19分台の
ペースで最後まできっちりと走りきったようで、謎の超エリートランナーです。

さてさて本題の優勝争いですが、今日は風が強くて、基本的に
「往路が向かい風、復路が追い風」という感じだったようで、
かなり難しい条件だったようです。

25キロ過ぎの折り返しまでは15人くらいの先頭集団だったのですが、
折り返して追い風になってからは先頭が一気にペースアップして、
集団が3つに分離しました。

トップ集団についていった日本人選手はただ一人、一般参加の福山良祐選手
(JALグランドサービス)。

結局、ここについていったのが災いしたのか、35キロくらいからは完全に失速して
かなり苦しそうな映像が流れていましたが、とにかく2時間18分で完走したとのこと。

この選手の名前は初めて知ったのですが、初マラソンだったとのことで、
結果はともあれ積極的な走りは印象に残ったので、これから応援していきたいです。

ペースメーカーを除いては、ケニアの選手とモロッコのアンナニ選手がトップ争い。
しかし、第2集団の秋葉選手(小森コーポレーション)と小林選手(三菱重工長崎)が
一時は16秒差まで離されたそうですが、30キロ過ぎからはじわりじわりと差を詰め、
35キロ過ぎでまずは小林選手がトップの2人に追いつきました。それから少しして、
秋葉選手も先頭集団へ。

ここで小林選手が一気に勝負をかけたらどうだったかなぁ~と結果的には
思いましたが、しばらくは4人の先頭集団で推移して、まずは秋葉選手が
遅れだして、そしてモロッコに選手がスパートをかけて抜け出しました。

ただ、小林選手と秋葉選手も何とか粘って、そんなにトップとは離れない
感じだったので逆転優勝の期待もまだほのかにあったのですが、
40キロ過ぎあたりからはだんだん差が開いていって、勝負ありでした。

優勝タイムは2時間10分15秒ということで、外国人選手もそこまでトップレベルの
選手が来ていないようだったということもあり、レベル的にはイマイチだったのかも
しれませんが、レース展開としては思いのほか見応えがあって満足でしたhappy01

日本人トップの小林選手は僕と同じ32歳。今日のタイムが2時間10分38秒。
今までの自己ベストが2時間11分02秒ということで、自己ベスト更新でした。
同じ年齢として、観ていて少し胸が熱くなりました。

今日の大会は世界陸上の代表選考レースとなっていたのですが、
世界陸上の枠は「5」で、

・福岡国際マラソン
・びわ湖マラソン
・東京マラソン

で日本人トップの選手が自動的に内定。後の「2枠」を、その3つの大会の
2番手以下の選手と今日の「別府」、後は海外のレースなんかでの成績上位者を
参考に決定するとのこと。

12月の福岡で日本人2番手だった藤原新選手(JR東日本)が2時間9分台で、
北京オリンピックマラソンの補欠だった実績を考えても、「藤原>小林」でしょうね。

微妙というか厳しい位置でしょうが、小林選手もとりあえずは「代表候補」には
入ったということで。

駅伝では結果を残し続けてきた秋葉選手(29歳)は今日が初マラソンということで、
最後まで何とか粘っての2時間10分53秒のゴールは、これからに期待が持てます。

北海道出身の招待選手の2人は、太田崇選手(コニカミノルタ)は
前半は先頭集団の中でも前の方を走っていて期待が持てたのですが、
27キロくらいで歩き出してしまって、おそらくは途中棄権。

片岡佑介選手(大塚製薬)は10キロ過ぎに早々と遅れだしてしまい、
とりあえずは2時間16分台でゴールはしたようですが、共に残念な結果でしたdespair

途中にも書きましたが、レース展開としては後半が思いのほか見応えがあって、
妙にオモシロさを感じられたので満足な日曜日の午後でしたhappy01

●第58回 別府大分毎日マラソン結果

優勝 アディル・アンナニ(モロッコ) 2'10'15
2位 小林 誠治(三菱重工長崎) 2'10'38
3位 秋葉 啓太(小森コーポレーション) 2'10'53
4位 スコット・ウエストコット(オーストラリア) 2'12'56
5位 林 昌史(ヤクルト) 2'13'11
6位 足立 知弥(旭化成) 2'13'17
7位 野田 道胤(カネボウ) 2'13'30
8位 ピーター・キプロティチ(ケニア) 2'13'44
9位 鬼塚 智徳(九電工) 2'14'50
10位 中崎 幸伸(トヨタ自動車九州) 2'15'03

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