「2008年びわ湖毎日マラソン大会」は日曜日に
今度の日曜日は「第63回 びわ湖毎日マラソン大会」が行われます。
これが北京オリンピックに向けた、男子マラソンの最後の選考会となります。
現在の「オリンピック出場3枠」の状況は、
1.佐藤敦之(中国電力)-福岡で2時間7分13秒
2.尾方剛(中国電力)-大阪世界陸上で5位、前々回の世界陸上で銅メダル
3.藤原新(JR東日本)-東京で2時間8分40秒
という順番かなと思っています。
大会によってコースや気象状況などが違うので、単純にタイムを比較するのは
本来はあまり意味が無いのですが、そうは言ってもやはり、
東京マラソンで藤原選手が出したタイムが基準となって、
「2時間8分40秒を切って日本人トップ」
というのが、大きなラインとなるでしょうねぇ。
出場選手は
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●海外招待選手
ドミトロ・バラノフスキー(ウクライナ)
ムバラク・ハッサン・シャミ(カタール)
ホセ・リオス(スペイン)
リー・トループ
パブロ・オルメド(メキシコ)
ヤレド・アスメロン(エリトリア)
●国内招待選手
大崎 悟史(NTT西日本)
佐藤 智之(旭化成)
高橋 謙介(トヨタ自動車)
瀬戸 智弘(カネボウ)
沖野 剛久(中国電力)
片岡 祐介(大塚製薬)
久保田 満(旭化成)
阿部 祐樹(三菱重工長崎)
●一般参加選手(僕の独断と偏見で抜粋)
渡辺 共則(旭化成)
岩佐 敏弘(大塚製薬)
磯松 大輔(コニカミノルタ)
大坪 隆誠(大阪府警)
坪田 智夫(コニカミノルタ)
小島 忠幸(旭化成)
秋山 洋一郎(Honda)
藤原 正和(Honda)
堺 晃一(駒澤大学)
大島 健太(日清食品)
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海外招待選手では、バラノフスキー(ウクライナ)とリオス(スペイン)は
日本の大会でも何度も実績を残しています。
そしてシャミ(カタール)は、昨夏に大阪で行われた、
織田裕二でお馴染みの「世界陸上」での銀メダリスト。
「カタール」とはなっていますが、おそらくケニアから帰化した選手だと思います。
この3人は全員、ベストタイムが2時間7分台と、かなり強敵。
国内招待選手では、大阪での世界陸上に出場した選手の中で、
大崎(NTT西日本)、佐藤(旭化成)、久保田(旭化成)の3選手がエントリー。
大崎選手は、大阪の世界陸上で尾方選手に続く6位だったため、
選考に対して、多少の「アドバンテージ」はあるのかもしれません。
片岡選手(大塚製薬)は北海道の別海町出身で、4年前の箱根駅伝に出場。
当時は「北海道教育大学旭川校」の学生だったのですが、この2004年限定で
「全日本学連選抜」というものがあり、アンカー区間の10区で走りました。
たしか区間5位の好走で、タスキを両手で掲げてのゴールシーンは、
印象に残っています。
「北海道の大学生が箱根を走った」
ということで、北海道内では割と有名な選手なのですが、一発を期待しています。
一般参加選手では、今年の箱根駅伝の9区で駒澤大学の優勝を決定付けた、
「太もも」こと堺晃一選手が走りますね。
さて、「大学4年生でびわ湖毎日マラソンを走る」といえば、
5年前の藤原正和選手(当時中央大学)を思い出します。
そして5年後の今回、一般参加選手ではありますが、この藤原選手が走ります。
出場する全選手の中で、僕が最も注目している選手です。
藤原選手は、現在Hondaに所属の27歳(西脇工業高~中央大学)。
中央大学時代には、箱根駅伝をはじめとして大活躍しました。
今調べてみたら、箱根では1年~3年は山登りの5区、4年はエース区間の2区。
1年と4年の時には区間賞を獲得。
そして卒業前の4年生の3月に「びわ湖」で初マラソン。
今から5年前の2003年です。
結果は、初マラソンで、いきなりの2時間8分12秒の好タイムで日本人トップに。
この大会はその年の世界陸上の選考を兼ねていて、文句無しで日本代表に選出。
「世界陸上でメダル→アテネオリンピック代表に内定→アテネでメダル」
も夢ではないと思えるくらいに、大きな期待を抱かせました。
それだけ、初マラソンのインパクトは強かった。
ちなみに、女子では野口選手が上のパターンに当てはまり、
見事アテネで金メダルを獲得しました。
しかし、世界陸上は脚の故障で欠場。
そして、その後は残念ながらほとんど名前を耳にしていなかったので、
詳しくは全く分かりませんが、おそらくは故障が続いていたのかなと推測します。
今回がたぶん、5年ぶり2回目のフルマラソンになるのかと思います。
しかし、この前の元日の「ニューイヤー駅伝」では、
アンカーの7区で区間賞の走り(チームも3位)。
久しぶりに元気な藤原選手の走りを見ることが出来て嬉しかったのが、
2008年の幕開けとなりました。
そんなわけで3月2日(日)は「215番 藤原正和」に注目です!
とまぁ、書きたかったことは以上なのですが、
「保存」
のボタンを押す前に、もう一度、一般参加者の一覧を見ていたら、
なにやら見覚えのある名前を見つけました。
「241番 大村 一(29歳、長野、塩尻市役所)」
もしやと思って調べてみたら、やはり「もしや」でした。
この方は法政大学出身で、大学時代に箱根駅伝に出場しました。
上で「藤原選手が1~3年は山登りの5区で出場」と書きましたが、
藤原選手が2年生のとき、大村選手も法政大の5区で同じく山登りを。
「箱根駅伝マニア」の間では完全に伝説となっている、
もの凄い強風の中での、大村(法大)、藤原(中大)、奥田(順大)による、
箱根5区の山登りの熾烈な往路優勝争い
のレースは2001年。今から7年前になるんですねぇ。
あまりにも懐かしくなったので、いつの日にかこの「伝説のレース」について
書いてみたいと思います。
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