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2006年11月 2日 (木)

あと10キロだぞ!もう少しだ!

僕がこのブログを始めて、ちょっと前にちょうど1年となりました。

そんなわけで、今まで書いてきた文章を「ちらっと」ながめてみました。
あくまで「ちらっと」ですが。
昔書いたものは、恥ずかしくてじっくりとは読めません。

そんな中で、今年の1月に

「人に言われて印象に残っている言葉シリーズ」

というものを書いていました(こちら)。

「シリーズ」とか言いながら、予想通りこの1回きりとなっていたので、
中10ヶ月」を開けて、満を持して「第2弾」といきたいと思います。

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昨年、2005年の8月に、北海道マラソンで「フルマラソン初挑戦」をしました。

中間地点を過ぎたあたりまではそれなりに順調だったのですが、
そこから一気に脚が重たくなり
追分通りの第1折り返しを終えたあたりで(26~27キロ地点くらい)、
最初に歩き出してしまいました。

そこからは、

・1分ほど歩いたら、思い直してまた走り出す
・1~2キロ走ったら、脚を動かすのが非常につらくなって、また歩き出す
・1分ほど歩いたら、思い直してまた走り出す
・1~2キロ走ったら、脚を動かすのが非常につらくなって、また歩き出す

の繰り返しでした。

そんななか、おそらく32~33キロあたりの地点で、
沿道にいたおじさんが、
歩いている僕に向かってこう言いました。

ほら、ゼッケン41××のお兄ちゃん、ガンバレ!
あと10キロだぞ!もう少しだ!


………、モウスコシ?

アナタハ、コノジョウタイノボクニムカッテ、
「アトジュッキロハシレ!」ト、メイレイスルノデスカ?
シカモ、「アトジュッキロ」ガ、「モウスコシ」デスカ?

(日本語訳)
あなたは、この状態の僕に向かって、
「あと10キロ走れ!」と、命令するのですか?
しかも、「あと10キロ」が、「もう少し」ですか?


このあたりから、僕の中で、沿道の人達に対する、
完全に間違った「逆ギレ」の感情が溢れてきました。

何でみんな、「ガンバレ」「ガンバレ」しか言わないんだ?
1人くらい、「もうリタイアしていいんじゃない?無理しない方がいいよ」
と言ってくれる、心の優しい人間はいないのか?



しかしながら結局、ボロボロになりながらも、
とにかく中島公園のゴールまで辿り着けたのは、
沿道の方々の

「鬼のような暖かい励ましと声援」

があったからなんですよね。

もし声援がなかったら、確実に30キロでやめていたと思います。

また、

「ここまで走っただけでも充分立派だよ。無理しちゃダメだよ。
また来年頑張ればいいっしょ!」


とか言われていたら、これまた確実に喜んでやめていましたね。

5キロごとのペースを見てみると

 0~ 5キロ 28分45秒
 5~10キロ 25分43秒
10~15キロ 25分32秒
15~20キロ 25分34秒
20~25キロ 26分56秒 
25~30キロ 27分41秒
30~35キロ 28分21秒
35~40キロ 30分10秒(3時間38分42秒:制限時間6分18秒前)
40~ゴール  14分00秒(3時間52分台)

というわけで、25キロ過ぎからは何度も歩いたわりには、
意外なほどに、タイムはそんなに大幅なダウンはしていないんですよね。。

これは完全に、皆さんの声援に突き動かされるように
重たい脚を動かし続けたからです。

結局、ゴールして家に戻ってから気分が悪くなって、
2回ほど思いっきり吐いて、
その日の夜はほとんど何も食べられずに、布団に入りました。

ゴールしたあと、同じくゴールした人達で

「今日6時から、どこどこの店を予約してあるから打ち上げだ!」

というような話をしている人が何人もいて、
そのときの僕には、42キロを走ったあとに、
これから打ち上げで飲んで食べてという元気
信じられませんでした。

そんなわけで、

・初のフルマラソンをゴールした喜び
・自分より上の人間は、当然ながらまだまだたくさんいる

という2つの感情を持った、記念すべき1日となりました。

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コメント

こんばんわ。
ハーフに4年前、たった半年しか練習しないで、初挑戦した時を思い出しました。ジョギングを始めた当初は15分も走れなかったので、無謀といえば、無謀な挑戦でした・・・

折り返しの10キロ地点までは、ウィークポイントの右膝の痛みも我慢できましたが、ゴール寸前の20キロを越えたあたりになると、後遺症が残ったらどうしよう、と思うくらいの激痛になり、こーなりゃ、ころがってでも、ゴールしてやろう、とさえ思いました。

今となっては、練習の過程が大切と思えるのですが、あの時はゴール(結果)に執着していたのでしょうね・・・

沿道のおじさんも、ウチの姉さえも、10キロ地点で、「あと、少しだよ。インドがんばって!!」というのです。やはり、身内でも走った事のない人はコースは理解していのです・・・→全然少しじゃないってばぁ~、と内心おもいながら、「応援ありがとう(^^)」と笑顔で手を振りましたが・・・


そして、真駒内公園に入ったあたりでは見知らぬ監督?フウのおじさんに、「ゼッケン****番!ホラもっとあごを引いて走りなさい」と何故か怒られ、(念のため、私は顎のかみ合わせは悪くありません)沿道に犬を抱いて応援にきているお姉さんが、犬の手をにぎり、振ってくれて、その、愛らしい姿が私の心の支えとなりました。

帰り道は何とか完走できたものの、地下鉄駅で貧血を起こし、タンカで運ばれ、医務室で昼寝をして、帰ってきました。一生懸命タンカで運んでくれるのをよそに、私は社会のお世話になるのって、初めてだなぁなんて思って、小学校の保健室を思い出しました。

帰宅してから、体調がわるくなって不幸中の幸いでしたね。

途中は辛いわ~

投稿: インド | 2006年11月 3日 (金) 23時00分

>インドさん

そうなんですよねぇ。
残り1キロくらいで「あと少し!」とか言われるのはいいんですけど。

まぁ、ハーフの場合は20キロからの「1.0975キロ」が
思いのほか長いんですよね。
「20キロのレースでいいじゃん」と走っているときに
いつも思います。

それと、人のランニングフォームを指摘したがるおじさんとかも
結構多いですよね。
「アゴをひけ」「目線をあげろ」「腰の位置を高く」とか。
アドバイスに従おうとすると、確実にフォームがバラバラになります。

走っている最中は何とか持っても、ゴールした後に具合が悪くなる
ケースも多いみたいなので、お互いに気をつけましょうね。

投稿: しげた | 2006年11月 5日 (日) 00時59分

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