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2006年1月23日 (月)

アイケルバーガーとサヨナラ暴投

「プロ野球オモシロ助っ人外国人列伝」の2回目です。
1回目のランス(広島)からだいぶ間が空きましたが、思い出したように
今日書きます。

今回は、元ヤクルトのピッチャー、アイケルバーガーについてです。

このアイケルバーガーといえば、何と言っても「サヨナラ暴投」ですが、
僕はこの試合は、まさにその「サヨナラ暴投」の1シーンしか記憶がはっきりと
しないので、「Yahoo ! 検索」で調べてみました。

………。さすが伝説のピッチャー、ちょっと調べただけで、いろいろと詳細が
分かりました。

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アイケルバーガー(ヤクルト) 1989年

1989年にテスト入団。ストッパーとして期待される。
そしていよいよ開幕。開幕シリーズは東京ドームで巨人戦。

その開幕2戦目、3-3の同点で迎えた延長10回裏(ここら辺はやや怪しい)、
イニングの頭から登板。満を持しての日本デビュー!

………、いきなり先頭バッターにファーボール。

そして盗塁、バントをフィルダースチョイス、敬遠であっという間にノーアウト満塁。
バッターは原(現巨人監督)。

ここで伝説が生まれました。ここからの記憶は、それなりにはっきりとあります。

その当時、観戦していた人の多くは「サヨナラ押し出しかなぁ」と想像したでしょう。
しかし、その我々の想像をはるかに超える出来事が起こりました。

バッター原に対して投げたボールは、外角低めに大きく外れます。
僕の大げさな記憶では、「ボール何個分」とかじゃなくて、
ホームペース1個分」ほど外に外れていました。

しかも、必死に飛びついて差し出したキャッチャーミットの前でワンバンドという、
いかんともしがたい投球。
キャッチャーが後ろに大きく弾き、あっさりと巨人のサヨナラ勝ち。
伝説の「サヨナラ暴投」が生まれた瞬間です。

というわけで、

・「アイケルバーガー」という名前のインパクト
 (これが「パウエル」とか「ジョンソン」とかなら、また印象は違ったはず)
・見た目はいかにも威力のある速いボールを投げそうなイメージ
・注目の開幕戦シリーズ、全国中継の巨人戦で日本デビュー登板
・いきなり先頭バッターにファーボール。そこからノーヒットで1アウトもとれず満塁。
・「サヨナラ押し出しか?」という想像をはるかに超える衝撃の結末
・しかも、その暴投を、「あのくらいのボールを止められないキャッチャーが悪い」
 と、キャッチャーのせいにした(らしい)

 という、素晴らしい条件がそろい、伝説となりました。
 結局日本では、8試合に登板で0勝3敗、防御率7.04という華々しい成績を
残し、5月にさっくりと解雇になりました。

 去年の交流戦の中日-ロッテで、中日の岡本投手も、1アウト3塁から
「サヨナラ暴投」をやらかしました。
 僕はそのシーンをCS放送で生中継で観ていたのですが、キャッチャーの谷繁が
ボールを大きく弾いた瞬間、頭に浮かんだのは「アイケルバーガー」の雄姿でした。

 その数分後には、同じ中日ファンの人から、「アイケルバーガーじゃないんだから」
というメールが来ましたし、その当時からのプロ野球ファンの脳裏には、
非常に深く刻み込まれている伝説の投手です。

 ということで、今回はアイケルバーガーについて書いてみました。
次回は、同じように伝説の抑えピッチャーということで、
去年巨人にいた「ミセリ」について書きたいと思います。

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コメント

アイケルバーガーが最後に投げた球は外角低めではありませんよ。
捕手が無理して取れない球でもありませんでした。
真ん中の高めでしたよ。

投稿: | 2017年1月29日 (日) 17時28分

>○○さん

当時の僕の記憶違いだったようです。
コメントありがとうございました!

投稿: しげた | 2017年2月 4日 (土) 21時10分

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